ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

フライの新しいマテリアル達

2006-12-03 14:39:53 | 釣り
フライフィッシングにはまると何でもマテリアルに見えてくる(笑)。
コックハックル、コンプリートスキンなどはフライのプロショップで買う方がよいが、手芸屋さんに行くとプロショップよりも圧倒的安価で大量の面白いマテリアルに囲まれる。

例えば毛糸(YARN)。
普通の縒り糸のような毛糸ではない「モヘアMOHAIR」。「ファーfur」などが大量にある。メルティヤーン(TIEMCO)の様にボディに巻けば出来上がりだ。
ちなみに私のコレクションは次のようになります。

・ARAMIS ANIMAT TOUCH COL.6
INVISTA社のTACTELNylon繊維です。コレを使うとダビングもダビングループも不要です。巻くだけ。しかも柔らかい感じが何とも言えません。

・Richmore Excellent Mohair COUNT5 Gradation Col.106
肌色というか薄い色の細長い毛がダビングループで作ったもの。フライに巻くと透明感が何とも言えません。

・ハマナカ ふわり マルチカラー(53)
エッグに最適と思います。これは買ったところなのでこれから。

・SKI Very soft fur Col.608 snd 603
これは後述のCigno Nero Light の代替。おそらくこちらの方がファジーになりそう。リーチボディに最適。

・Cigno Nero Light col. F1370
金糸にマイラーティンセル、ポリエステルの房と色々入っています。繊維長が長いのも合わせると上述のSKI Furよりも「ゴージャス」になりそう。

・SKI very soft Col.7
茶色のペレットに近いエッグ用。櫛をあてると繊維長が延びるのでニンフのボディにも可能。

・キャンディヤーン:オレンジ、白
今シーズンの始め、白のマラブーテイルにこれの白で透明感の高いボディを演出して良い思いをしました。#4でガンガンと・・・。これは毛糸ではなくリリアン用素材ですが、想像力を逞しくしましょう。

・PANAMI METAl CORD 太 金・銀
蒸着マイラーを編んだものです。ストリーマのボディに最適です。50mもあるので多分死ぬまで使えるでしょう(笑)。

・ゾンカーテープ
自分で細身にする必要はありますがいきなり1mとか買えます。細身にするのも別に難しくなく、両端を固定してよく切れる刃物(ナイフ)で裏側から切り裂けば良いだけです。毛の生えている側から切り裂くのは困難。両端を固定するとスキンが曲がらないので楽勝です。

・透明ゴム
ソフトハックルのボディにも使えますし、シャンク代わりにも。

・ハマナカルナモール col.5
70mもありますのでこれも使い切ることはないでしょう。ストリーマ用のシェニールとして活用しそうです。実際ショップで買うシェニールよりも高品質です。

・Cigno Nero PRINCE Col.6
房が凄いのですが水に濡れたときはイマイチ・・・。

と、最後の様に失敗作もありますが、マラブーと組み合わせたら爆釣したものとかもあり、基本的には手芸屋さんから目を外せない状況です。他にもシルクスレッド(ミシン糸)はシルクフロス代わりにも使えますし、当然モノフィラも売っています。もただ、大量に仕入れたこれらのマテリアルを使い切ることはあり得ないのでフライパターンとタイイング法をつけてどこかで売ろうかな(笑)。SKI系は今月のFR誌にも紹介されているエボレスヤーンの代わりになります。


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