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ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

フライフィッシング考

2010-02-14 17:28:18 | 釣り
フライフィッシングにはまって5年を越えた。ここでなぜルアーからフライに転向してはまったのか、過去を思い出しながら考えたい。
推考中。
目次(予定)
なぜフライフィッシングをはじめたのか
これは自分自身の釣りを思い出して書くことになる。
1970年代後半。
ルアーフィッシングのカッコ良さに惹かれて冬の北田原に虹鱒釣りに行く。バッタモンのToby 5gを2号のナイロン(Dupont strene 6Lbだったと思う)で投げ、40cm越えの鱒を釣った。そして関西で定番のバス釣り(第一次バスブーム:東播野池)にはまる。

1980年台。
前半は釣りに行ったが、琵琶湖にバスが増える後半になると釣りは二の次となった。

1990年代前半。
久しぶりにルアー(バス)に手を出した。車を駆って七色ダムのバックウォーター放水口、現在は立ち入り禁止になっている池原ダムの発電用放水路、七色ダム湖への発電放水路出口、大又川バックウォーター、池原ダム最上流などで楽しんでいた。

1990年代後半。
バスフィッシングブームの到来と共にバス釣りからインテリジェンスが失われだして、厭になってくる。ボートでわざわざトップで釣ってる陸っぱりの前に来てセコセコリグをする。とか。そして釣りそのものを楽しむために近所の川に行くようになる。狙いはハスやニゴイ。これがなかなか面白い。梅雨前の瀬で小型プラグをツイッチすると30cm台のでかいハスがヒットする。川の流れもあるしUL-4Lbでこのサイズのハス(まさにケタバス)が出るとなかなか楽しい。とろ場で沈めると60cmクラスのニゴイが出た。(NZで釣りをしたのもこの時期。)

2000年
大戸川ニジマス釣り場に通うようになる。大きな石がゴロゴロしている深い瀬のままの管理釣り場。冬季だけだが強いニジマスが放流されていてダウンストリームで落ち込みの白泡に潜む大物を狙うとか、良い釣り場だった。まだそんなに釣りにはまっていない。

2003年
第二名神の余波で大戸川が砂で埋まりだし、管理人がなごみの湖へ移動するに伴い「なごみの湖」へ通うようになる。
ルアーで一年。ある程度満足するまで釣ってからフライに手を出すつもり。だがマラブーとジグヘッドを使ったフェザージグを自分で巻くようになっていた。これが結構釣れる。

2004年
フライを始める。当時のブログから引用すると
・ウェットのリトリーブでヒットするときのアタリが最高。
・自分の巻いたフライで釣れる楽しみ。
・マーカーフィッシングは性に合わないこと
・ドライにガボっと出る瞬間
・リールと違ってラインを持つ手に直接来るアタリの感触はフライならでは。
・そしてほれぼれするキャストに憧れる。
この辺がはまった要因ですね。

しかし、なごみの湖は深い。フローティングラインに重いフライを沈めて深場を狙うL.L.Nymphingという釣り方を知る。止水のルースニングが何となく性に合わないが、このフライラインをビシっと引き込む釣りは結構快感。
フローティングラインだから魚が浮き出すとソフトハックルもまた楽しい。
Type IIのシンキングラインを入手したら次はストリーマのリトリーブ。これは結構ルアーに近いが一定の棚をトレースできるのはルアーよりも良い感じだし、ガツっとヒットしたときの感触はリールのハンドル越しではなくラインハンドに直接来るから心地よさはよりよい。とフライフィッシングにはまったまま今に至る(まだタイイングとキャストの愉しさは述べてない)。

映画A River Runs Through Itの教え
あの映画はフライフィッシングのそれもドライフライの愉しさを判りやすく示していると思う。これ以上語ることはないかな。あぁいう深くて大きな石があってでかい魚がいるところ・・・大戸川だな。

ルアーとの違い
ルアーもフライも同じ疑似餌と分類される。それぞれ楽しめる。でも前述したようにヒットの瞬間の手応えが違う。

(まだまだ続く)

キャストの快感
タイイングのパラノイア
試行錯誤と実践
理論武装
自然観察
日本鱒類釣り事情
管理釣り場というステージ
パフォーマとオーディエンス
堕落
入り口で帰る
プロ意識
サービスとは



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
フライフィッシングの魅力 (ふりーすとん)
2010-02-13 00:39:53
自分の場合は、奥深さです。
もっといろんな種類の魚を釣ってみたい
スムーズで無駄のないキャスティングをマスターしたい
シンプルで効果的なフライパターンを見つけたい
水生昆虫の生態と種類を憶えたい
理想のテーパーデザインを追求したい...
どれをとっても奥深くて、きっと一生
かかっても極めることができないでしょう。
返信する
奥行きは物凄く深いですね。 (ならおう)
2010-02-13 02:29:31
この釣りは極めることは不可能と思います。それでも自分なりに何か整理したいなぁと書き始めてしまいました。
始めた頃と何が変わったのかが何が変わらなかったのか、そしてこの釣りを取り巻く状況とかを書くのも面白いかと思っています。
返信する
Unknown (Regal Close)
2010-02-14 16:00:40
私は雰囲気とそのカッコよさに惹かれて始めました。そして引きの強さでハマり、いろいろと皆さんに教わりながら、奥の深さにずっぽりです。とにかく面白い釣りだと思います。
「大作」楽しみにしております。
返信する
やはり奥行きでしょうね。 (ならおう)
2010-02-14 17:28:01
Regal Closeさん。
カッコ良さは他の釣りを圧倒しますね。他の釣りも奥が深いのですが、フライフィッシングの深さは尋常じゃないと思っています。
いつ完成するのかも不明です・・・。
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