ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

Rainy Windy But Fish are Big and Good Fighter

2008-03-20 12:42:27 | 釣り
天気予報は当初「曇り」と表層の虫を意識したRoyal Road of Fly Fishingを堪能できると期待していましたが、火曜日の天気予報では曇りのち雨、しかも10mm/hレベル超ってなかなかしんどそうな予感。これがしとしと雨ならpupa, softhackleが機能しそうなんですが・・・。

7時過ぎにはパラパラ雨が降り出す。気温は13℃と温かい。前日も曇っていたので放射冷却による冷え込みはない。しばらく走ると外が結構な風であることが判る。枝が揺れているから(ビューフォート風力階級表(参考))5~8m/秒程度か。キャスティングで流されるなぁ。とか思いながら現地着は8時前。雨は降っていない。

いずれにせよ風を避けるのは第二桟橋か中央桟橋。第一桟橋を無視して降りていくと中央桟橋左岸でルースニングで釣ってる。風は左岸の山で少し収まっているようだ。中央桟橋は左岸が北西で右岸が南東。
京田辺のアメダスデータを見ると東風・風速4m/sだから風の向きは不思議だ。

さて、湖面を見るとライズはない。まずはソフトハックル#10で試すがヒットしない。でもルーニングは竿が曲がっている。第一桟橋のルアーは背後になるので見えない。第二桟橋のフライの人もまだ釣れていないのかな。湖面にはたまにライズが見えるようになってきた。ならばガガンボ。TMC100SP-BL#14にCDCをパラッと巻いてウィング圏インジケーターにラムズウールを少量。ボディはいわゆるモーターオイル色(昔、ラトルトラップにあった)のホログラム素材。反射光は基本的に銅色で反射角度で緑色。透過光は茶色かも。これでヒットしたのはどうもコーホサーモンぽいこいつ。サクラにも見えます。チュボっと吸い込むのは気持ちよいですがなかなかのりません。そのうち雨がぱらつきだして風も強くなったのでフライがどこにあるのか見えなくなったのでフライをMidge pupaに変更。しかし出ません。そこで前日の晩に思いついて巻いた半邪道ストリーマを使用。
#6のストリーマフックに友人から頂いた幅2mmで厚み1mmのシリコンゴムをゾンカー風に白のスレッドでまき止めたモノ。ボールチェインでアクセントを付けて頭は赤のスレッド。風呂で試すとティペット付きでバナナフォールさせるとテイルがピロピロと震えながら沈下。フリーフォールだと・・・見えない。シリコンゴムは半透明でイカの刺身みたい(笑)。
ウチで飼ってるヒメダカも内蔵は不透明だがボディは半透明。かなりよさそうな予感がしてたが本当だった。
とりあえず棚を探りながら試すと9時前から10時まで3本。悪くないし表層にいること判明。しかし!4X(1号)をぶち切ってこのテストフライはLost. 魚が表層にいるが水が雨と風の波でドライ向きじゃない。ソフトハックルで試すとやっと出ますが後が続きません。もういちどpupa系で誘いますが反応がないことと嵐の前は荒食いの可能性があるので11時を前に半邪道フライによく似たストリーマにしました。
さっきはティペット切れだったので1.5号2Xのフロロに変更。コレをぶち切る淡水魚は70cmオーバーの鯉や台湾ドジョウってところ。60cmクラスの止水レインボーだとまず大丈夫。むしろフックが伸びる方が心配(笑)。フライはBCHにSKY YARN(salmon pink)をぐるぐるっとまいたもの。そして快進撃が続きます。殆どワンキャストワンヒットでアタリがありますが、乗るのは半分ぐらい。これはポイントをYARNが覆っていることも原因と思われ、ゴゴってくるだけでも人間の活性が上がります。さらに乗ったウチの1/3ぐらいをばらして、バラシ総数が10を越えてたりします(笑)。
11:08, 11:15, 11:21, 11:30, 11:36, 11:45, 11:50, 12:06と連チャンも含めて40-50cmクラスを8尾。腕が痛くなるし、雨の中携帯電話での撮影は少し冷や汗もの。
昼飯を食べている間は遠投して放置しながらバナナフォール。これは出ません。魚は表層から2m程度を意識。
風で波立ってたり、雨滴で水面が乱れている時は少し早い目に引いてガツんと。水面がフラットの時はCD10程度でスローリトリーブ。でもこういう釣りの時はType 1, Type 2で狙った方が絶対良い。とはいえ十二分に堪能したからむしろフライのフックポイントをうまく出す方が無難かも(鈎先を研ぐのはdefault)。

この後は雨は小降りになるモノの風がさらに強くなって尾根の木は揺れています。桟橋が濡れているのでフライラインがサラサラっと飛んでいきませんので少しフラストレーションが溜まります。そして田中さん登場。ここで釣ると新着に載るので・・・。
釣った魚はコレ。(拡大すると1600*1200dots)


いずれにしてもなごみのVertical Fight はフライロッド#5を満月にしてファイトを楽しめます。その後も数尾追加しました。ちなみに田中さんは「Wetであかん。Type IVのSTでストリーマ(サーモンフックらしい)じゃアタリ一発、Type IIやったなぁ」と珍しくフライで釣られませんでした。雨が酷くなったのでいつもより早く引き上げられました。

そして終了前に釣ったのがコレ

11月頃に放流した茶紋鱒。3ヶ月以上立ってスキニーですが鰭は大きくなって野生を取り戻していそうです。シリコンゴムのネットが大きくたわんでる居ることに留意。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なーるほど! (ひげオヤジ)
2008-03-20 20:36:45
ならおう殿、こんばんは!昨日は昼前から降り始めた雨を見ながら、

 今頃、ならおう殿はどうされているのかしら…?

と思いをはせておりましたが、なんとこういう爆釣でございましたか。うーん、水面1ヒロ前後の引っ張りの釣りでの好結果となれば、やはり魚もかなり活性を帯びているよう。これなら小生、次回は得意のマドラーマラブーを巻いて持っていかねばと思う次第であります。

 さて話は変わりますが、我等がつきちん師匠の高校入試も、無事合格の吉報を得たばかり。これなら久方ぶりに、

 京奈滋コネクション!

による一日を迎えねばならないでしょう。またそれぞれの都合をご相談しつつ、良い日に巡り会うことができますよう期待しています。
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準備しまーす! (つきちん。)
2008-03-20 22:18:24
ならおう様、こんにちは。
ドライにも出てるようですね。ニシシ…(笑)。
再来週には行けるかな。
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そうですねぇ (ならおう)
2008-03-20 22:57:36
再来週とは4/5、6あたりと思われますが、当方は自治会役員のお仕事が重なるのでなかなか時間が取れそうにないです(泣)。
GWまでになんとか時間をとりませう。雨天決行(笑)。
ついに「なごみの湖」のシーズンインです。二ヶ月ほどツライ時期を過ごしましたが、30弱引っ張りで釣ってまだ腕が痛いです。
今日は放流でルアー天国ですが、鱒はすぐに虫喰いになるのでフライが有利になると思います。
それでも居つきの大物はストリーマに出ますからマドラーマラブーもよさげです。ところでこのフライはマドラーミノーの刈り込み(クリップド)ディアヘッドにマラブーテールでしたっけ。刈り込みが面倒ですが、一度巻いてみようと思います。
ドライに出るのはなぜかまだ小さい目。なんかサクラっぽいです。新着記載の40-45cmのチェリーサーモンってサクラマスですよね。彼等ならドライに目がないでしょうね。
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