先日の佐渡日帰りツー
最終目的地「妙宣寺」
珍しく、すべて時間通りで、予定したコースをすべてクリア
めったにないですね・・・
だいたい、あそこがいけなかったとか、あそこに行きたかったとか出るんですけどね
妙宣寺は日蓮大聖人の直弟子阿仏房日得の自宅を阿仏寺としたものが前身だそうです
日蓮宗佐渡三本山の一つで、城址に移転新築後に蓮華王山妙宣寺と名乗ったとか・・・
佐渡・・・
日蓮宗が多いですものね
境内にある五重塔は新潟県内唯一のもので、国の重要文化財に指定されています
江戸時代に相川の宮大工茂三右ェ門親子が二代にわたり建立したといわれ、日光東照宮の五重塔を模したそうですよ
これがその五重塔
これを見たかったんだなぁ
しっかし、佐渡ってすごいです
島なのにと言うと語弊がありますが、ハイセンスな歴史文化を形成してきています
【五重塔】
五重塔は、江戸時代後期に建てられたそうです
相川町の大工の棟梁が親子2代、30年がかりで完成させたとか・・・
大工が地元ってのも、文化の高さの象徴ですね
高さ24.11m、1辺3.6mで柱には杉が使われ、他には松やけやきが使われているとのこと
山門が立派です
境内側から見た山門
本堂です
ここに来たかったのは五重塔もそうですが、直江兼続とのゆかりのあるお寺だからです
總宮神社にもゆかり深い直江兼続・・・
【直江兼続と妙宣寺】
直江兼続は1589年の佐渡攻めで上杉軍の戦奉行を務め、佐渡支配に深く関わったとされます
佐渡平定後の1589年6月29日、兼続は妙宣寺にと寺領安堵状を出しています
同寺には直江兼続が奉納したと伝えられるやりの穂先があり、穂先は長さ80センチ幅3センチ、木箱には墨で「直江山城守兼続奉納鎗」と書かれています
京都の妙覚寺の日典聖人と親交のあった兼続が、主君上杉景勝に願って雑田本間氏の居城址を阿仏寺10世日帝に払い下げるなど、特別の保護を加えたそうです
神仏に厚い武将であったことがうかがえるエピソードですね
槍は見れなかったけど、なんだか雰囲気がとっても良かった
重厚なかやぶき屋根の庫裏
佐渡の歴史文化、すばらしい
さ、フェリー乗り場に急ぎます
皆様にはステキな今日をお過ごしくださいませ