緊急事態宣言が全面解除されるも、昨今報道される感染者数の推移だけみると未だ予断を許さぬ状況なのは、大人であれば火を見るよりも明らかですが、それとは裏腹に都内では本格的に人の動きが活発になり始めました。
本当に県外に出ていいものか?どこまで許容されているのだろうか?
(仕事のことは置いておくとしても...)出かけたくて出かけられない葛藤が続くところ、今回は自分のカメラロールを遡った「脳内再生」でサクッと旅行記をお届けできればと思います。
まずは直近に出かけた「新潟 越後湯沢編」に続いて、越後湯沢から更に足を延ばして「新潟駅」まで日帰り旅行した時のこと。
■越後湯沢編はこちら
・vol.1:越後乃酒造「唎酒番所」/越後湯沢駅
・vol.2:湯沢町歴史民俗資料館『雪国館』
・vol.3:魚沼キュイジーヌ料理『むらんごっつぉ』/HATAGO井仙
・vol.4:雪より団子飯
見納めと思っていたE4系に乗車すること東京駅から新潟駅までは約2時間ほど。
越後湯沢駅と同じく下車した瞬間は、凍り付くような寒さに吐く息も真っ白...
間髪入れず再び新潟の地へ向かったのは名物の「爆弾おにぎり」があまりにも美味しかったからで...
南魚沼産コシヒカリの中でも一番と云われる「しおざわ地区」で収穫されたコシヒカリ米100%を自家精米し、越後湯沢の水を使って羽釜で一気に炊き上げた米で注文を受けてから1つひとつ握った爆弾おにぎりは、口溶けよろしくホンノリ効いた塩味と米の甘みが相まって改めてお米の美味しさを実感しました。
せっかく新潟まで足を運んだのに「この米で寿司を食べたら、どれほど美味しいだろう?!」と思ったのが前回の旅の終わりであり、新たな旅のはじまり。
新潟でやり残した“寿司道楽”をしようと「新潟駅」到着後、真っ先に向かったのが『にぎわい市場 ピア Bandai』
朱鷺メッセや萬代橋といった新潟名所に囲まれた万代島は、かつて新潟魚市場として賑わった地。
その跡地たる「ピア Bandai」は、米・酒・魚・肉・野菜・果実・生花など県内産品が集結。
農産・海産・畜産の調理・加工品をはじめ、高級食材を扱う店や佐渡沖て穫れた新鮮な魚が味わえる「廻り鮨」、島鮮魚センター直営の海鮮丼屋も店を構え、観光振興と物産振興の両面を併せ持った複合施設です。
で、さっそく施設内の佐渡回転寿司『弁慶』に向かったところ、昼時の開店前とあって大行列...期待を膨らませ、程なくして着席。
「佐渡寿司弁慶」グループは県内に7店舗、都内にも2軒出店する、佐渡沖の朝獲れ鮮魚にこだわった寿司処。
水揚げされた朝一番の魚介を目利きが選んで独自のルートで仕入れたネタに、世界農業遺産「佐渡」の大地で収穫された佐渡産コシヒカリで握るシャリも店自慢なんだとか。
ということで主に「佐渡産」のネタ中心に食べつくしてきました。
<140円皿>
▲煮だこ
<200円皿>
▲かわはぎ肝のせ
▲しめサバ
▲軍艦 ばくだん
▲軍艦 生しらす
<270円皿>
▲サーモンいくらのせ
<400円皿>
▲軍艦 白子
▲本まぐろ 中トロ
▲軍艦 紅ずわいがに
<520円皿>
▲本まぐろ 大トロ
▲生うに
▲のどぐろ
特筆すべきは「かわはぎの肝のせ」と「のどぐろ」でしょうか。
都内でこの価格では到底食べられないであろう脂が乗って口解けよろしく美味。
回転寿司とは思えない味わいと最後の御会計にビックリしたのをふと思い出します(笑)
ゴチソウさんでした。
旅の一大イベントを終えて「ピア Bandai」を少し散策
新潟市最大級の鮮魚専門店「万代島鮮魚センター」は、地元新潟港で水揚げされた“海の幸”を市場価格で提供していました。
ここで買って持ち帰りたいところでしたが、グッと我慢して素通り
店構えと芳醇な香りに釣られて入ってみたのが「NIIGATA COFFEE DONYA BAY STANDARD」。
クラシカルで落ち着いた店内には、新潟の銘店珈琲をはじめ常時70種類を常備する県内最大級のコーヒー豆がディスプレイ。
ハンドドリップした本格コーヒー(日替り2種類)を飲めて、自分好みの珈琲を探し出せそうです。
ここでは普段使いの自宅用に鈴木珈琲のオリジナルブレンドとアイスコーヒー用の豆を買ってみました。
(都内で買う金額に比べると、おトクだった気がします)
あれから月日が経っていますが、「割引クーポン」をLINE通知でもらう度に思い出しますね。
また出かけてみたいです。
(つづく)