毎年オリオン座についての記事をこのブログに書いています。
星がきれいな冬には、自宅に到着し車を降りると夜空を見上げます。本格的な受験シーズンに突入した昨年の初冬にはオリオン座が南東の空に見えました。同じような時間帯に夜空を毎日のように見ていると、だんだんとオリオン座が南の空へ移動していきます。理科の授業で生徒たちに教えている、地球が太陽の周りを公転している年周運動によって、一日におよそ１度ずつ、同じ時間に見える星は移動していきます。この頃は南西の空に見えるようになってきました。
私は、オリオン座が西の空へ見えるようになると、入試が終盤を迎える時期を感じます。入試当日に向け、緊張感が高まるとともに、生徒たちと一つの目標に向かって毎日努力してきた日々がいったん区切りを迎えることを感じ、寂しさをも感じる時期です。
生徒たちを激励したり、鼓舞したり、時には笑い、泣き、ともに頑張っていく日々は休みが無くて辛いながらも楽しい日々でもあるのです。
来週には私立高校の一般入試が行われます。今月21日には都立高校の一般入試が行われます。悔いの無いよう、そして全員の生徒の笑顔を見られるよう、頑張っていこうと思います。