中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

公正でなくなるのでお答えできません。

2022-02-17 16:21:06 | 日記
創研塾は小中高校生を対象とした学習塾です。このほか、企業からの依頼や行政機関の協力を得て社会人向けのセミナー等も行っています。
今は、2月末から3月にかけて行われる資格取得試験の対策講座を1月から月に数回行っており、先日受講生の方から労働基準法に関する問題について問い合わせがありました。
労働関係書類についての保存期間が令和2年に「保存期間が3年から5年へ延長される。ただし、現在は経過措置として当分の間3年とする。」と改正されました。試験の時には3年で考えれば良いのか、5年で考えれば良いのか、が問い合わせの内容です。確かにどちらで答えればよいのか、これではわかりません。
この資格試験を運営する団体のWEBサイト、厚生労働省のWEBサイトを見ても、はっきりと解決しません。そこで質問内容と経緯をまとめ、資格試験を運営する団体に問い合わせのファックスを送りました。(電話またはファックスでしか質問は受け付けないようです。)すると先ほど電話がかかってきて「問題や解答に関する質問には、個別にお答えすると公正でなくなるためお答えできません。法律をよく読んでいただければお分かりいただけると思います。」との返事でした。何回読んでも分からないですし、そちらの団体のお考えを聞きたかったのですが、と少々粘りましたが返事は変わりませんでした。
過去問を見るとこの労働関係書類の保存期間についての出題がありましたから、出題された場合を考えると不安は残ります。が、きっと条件を限定するなどして曖昧さは回避される…でしょう。
次回の講座で受講生の方たちに説明すると約束したのですが、なんと説明しようか、悩みます。