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生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

合格と不合格の差

2022-02-13 13:41:47 | 日記
中学入試は終わりましたが、高校入試と大学入試はまだしばらく続ています。創研塾では、「行きたい学校」の観点をまず優先して志望校を考えますから(志望と離れても合格率だけを求めてランクを下げさせたり、受けられるだけ受けろ、といった指導はしていません。)、不合格になるケースも当然あります。もちろん、学力とその学校の難易度も考慮に入れますから、受ける前から可能性が限りなく低いということもありません。
そうなると不合格と合格の差は、ごくごくわずかということになります。特に大学受験となると倍率が高くなりがちで、ボーダーライン上には相当数の受験生が固まることになります。ですから、不合格になっても必要以上に気にすることなく、次の入試に目を向けて準備をすることを中心にさせています。
昨日のカーリングにおいても、ちょうどそのような場面を何度も目にしました。ミスをしても選手を責めることなく、笑顔で次の作戦を考える様子が何度も映っていました。そう、精いっぱい努力をしたうえで全力を尽くしてのミスは気にしすぎることなく次に目を向けた方が良いのです。特に試合中は反省よりも次、次、なのだと思いました。勝負の分かれ目はごくわずかの差の中にあったからでしょう、最終的に日本チームは夜のロシア戦でも勝利を収めることができました。
入試においても同様です。試験時間が終わって次の科目が始まるまでの間や、入試連続して受ける場合などには、ミスを悔やむよりも次に何ができるかを考え、落ち込むよりも次に行うべきことに全力で集中することが良い結果につながると思います。勝利や合格をつかむためのほんの少しの差は、やはり努力と気持ちが埋めてくれるものと思います。
今日も朝から受験生と学年末試験の勉強に生徒たちが塾に来ています。頼もしいです。