新しいPCを買う 2

年末には新OSとなるWindows7の発売が囁かれているビミョ～な時期にも関わらず、しかも今使っているPCが買って３年にも満たず、まだバリバリ動いているにも関わらず、新しいPCを買うことにした。と言うか、もう注文を出してしまった。価格は60386円（実際には、１円の送料がかかるので、60387円）。と言っても、ネットブックじゃないよ。買ったのは、LenovoのThinkPadシリーズの中で最も安価な機種ながら、れっきとしたA4サイズ・ノートPC。ThinkPad SL400だ。

なぜこんな時期に…と自分でも思うのだが、しばらく前から「新しいPCを買っとけ～」と指示する声（直感？）を自分の中に感じていて、だからずっとその機会を探していたのである。で今週末、Lenovoショップで「５万円以上のThinkPadに対して10%off」という「ボーナス先取りキャンペーン」をやる、というのをメルマガで見て、意を決した次第。実は、Lenovoはこの先も「ボーナス・キャンペーン」とか「夏休みキャンペーン」とかを同じように行うだろうことはわかっているので、必ずしも今あわてて買う必要はなかったのだが、買うのをズルズル引き伸ばしてもな～、という思いもあって買うことにしたのである。

ThinkPadにこだわる理由は、よく言われるキーボードの打ちやすさもさることながら、ポインティング・デバイスがトラック・ポイントだから。ほとんどのノートPCはポインティング・デバイスにトラック・パッドが使われているが、私にはどうにも使いづらくてマウスなしではやってられなかった。それがThinkPadを買ってトラック・ポイントに変わったら、マウスなしでも全然ストレスなく使えたことから、それ以来ノートPCはトラック・ポイントのものと決めている。しかし残念なことに、ThinkPad以外はポインティング・デバイスにトラック・ポイントを使っているものがほとんどなく、結局、選ぶのはThinkPadから、となってしまうのだ。まぁThinkPad、それ以外の面でも使いやすいからいいのだけれど。

それにもちろん、ThinkPad SL400はPCからの磁場の影響についても検討した上で選んだものだ。

それにしてもPCは安くなったー。私は最初からずっとノートPCを買ってきているが、最初に買ったノート（富士通のBIBLO）は近くのパソコン・ショップに毎日のように通い、30万を切るのを待って待って買った。２台目以降はThinkPadだが、２台目、３台目は価格.comで、それぞれ15万、10万を切るのを待って待って買った（３台目はメモリ増設したため、実際には約11万になったが）。
それが４台目となる今回は、さまざまな値引きセールやキャンペーンを使ったとは言え６万だ。スペック的にも、OSはVistaをダウングレードしてXPにし、当面Windows7を入れる気はないのでプロセッサこそCore2DuoではなくCeleronだが、メモリは2GBに増設しHDDも250GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチにカスタマイズした。もちろんMSOfficeなどは入っていないが、オフィス・ソフトならネットからOpenOfficeをダウンロードすればすむ話であり、少しも困らない。こんなマシンが６万で買えてしまうのだから不況様々である。

ブツが届くのは２週間後くらいになりそう。届くとまた環境設定などでかなり時間を取られそうだが、ヒマなのでいい時間潰しになるかもしれない。ちなみに今考えているのは、仮想PCソフトを入れてLinuxを使ってみることだ。そして、うまく使えるようなら本格的にLinuxに移行することも考えている。Windows7とは永久に無縁でいられるのか──私の「さようならWindows計画」は首尾良くいきますかどうか？