2024年冬アニメについての、ネタバレなしの感想と評価。この「1」は現時点までに切った作品。
2024年冬アニメは計15作品を見ていたが、うち2作品を切ったので、他の作品に先んじてその2作品について感想を述べる(途中切りしたので、評価はなし)。
なお私の場合、アニメを見るにあたっては何より物語が面白いことが重要で、逆に萌えやエロといった要素にはさほど興味はないし、作画崩壊も(目に余るほどヒドくなければ)問題にはしない。
以下、並びは50音順。
『月刊モー想科学』
タイトルから『スプリガン』をギャグ方向に振り切ったような作品を想像していたら、全然違った。
モーストシティという街の古びたビルにある、スーパーサイエンスないかがわしい記事を載せる「月刊モー想科学」の編集部に、オーパーツならぬモーパーツ(幻のモー大陸の遺産らしい)を見つけたと言ってゴロー・佐藤がやって来る。ゴローは権威あるサイエンス研究所のエリート科学者だったが、そこをクビになり、発見したモーパーツに自分の科学者人生を賭けていたのだ。編集部でゴローの話を真に受ける者はいなかったが、モーパーツを狙う何者かが襲撃してきて…。
妄想が現実になる、という使い古されたひねりのないストーリーライン。ただ絵はスッキリ見やすく、昔なら夕方6~7時台に放送してたような子供向けアニメと言っていいだろう。以前『SPY×FAMILY』のレビューでも述べたことだが、私は子供向けアニメがあること自体は全然いいと思っている。ただ、それは私が見たいアニメではない、ということだ。
『ぶっちぎり?!』
アニメというのは大抵、荒唐無稽な設定で物語が進行していくので、かなりぶっ飛んだ設定のアニメでも「そういうものか」といって見ていられるのだが、この『ぶっちぎり?!』だけは全く理解できない。このレビューでは一応、作品の紹介も兼ねて物語の基本的な設定など述べるようにしているけれど、この作品はそれすら書く気になれない。何かもうどうでもいい、という感じ。
MAPPA制作だけあってアニメーション表現は素晴らしく、それだけを目当てに見ることもできるが、いかんせん物語にサッパリ魅力を感じない。監督の内海紘子は以前、スケボーによるバトルアニメ『SK∞ エスケーエイト』などを制作した人で、私も『SK∞』は好きで見ていたのだが…。アニメYouTuberの中には、この作品を「面白い」と評価している人もいるので、単に私にはテイストが合わなかっただけかもしれないが、もうこれ以上、見続ける気力がなくなってしまった。
そういうわけで15作品中2作品を切ったものの、残る13作品はどうにか完走できそうだ。その13作品を50音順でタイトルだけ挙げておくと…
『異修羅』、『休日のわるものさん』、『銀河英雄伝説 Die Neue These』、『SYNDUALITY Noir』、『葬送のフリーレン』、『範馬刃牙』、『僕の心のヤバいやつ』、『魔女と野獣』、『魔法少女にあこがれて』、『め組の大吾 救国のオレンジ』、『METALLIC ROUGE メタリックルージュ』、『ラグナクリムゾン』、『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』
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