全30話で、今22話まできた。
まだ見てる途中。
夫を三体沼に引きずり込んで楽しくAmazon Primeでテンセント版三体を見ている。
いや〰️
推しがあるって楽しい(*´ω`*)
推しがあるだけでなくすぐそばに推しについて語り合える人がいるのも凄く楽しい。
布教成功だ!🥳
さて、テンセント版三体は基本的には原作に沿った形で展開されるので、Netflix版と違って(なんだこりゃ⁉️)という感想にはならない。
ただ、やはりいくらか違うことはあって、より分かりやすいような設定になっていたり、人物像が掘り下げられていたりする。
そのため、原作を読んでいるとやや混乱するところもある。
例えば、葉文潔の娘である楊冬が◯◯した心理的理由が掘り下げられていたり、史強のキャラがより強化されていたり(ハードボイルド感があって良い)、謎の新聞記者が出現したり、ETOの降臨派と救済派の対立について潘寒の役割が大きく印象づけられていたりする。
潘寒こんなだっけ?となったが、潘寒を演じている张峻宁さんがイケメンだからまぁ良いことにする。
ということで、細かいところでは(ん?こんな設定あったっけ?)みたいなところはありつつも、基本的な大筋は原作に沿った形で進むので安心して見ていられる。
ネトフリ版はドンパチアベンジャーズなんだもの🥹
文句つけるとしたら、やはり葉文潔の父親に関する動機部分だろう。この描写はネトフリ版に軍配が上がるし、やはり表現の自由は制限されてそうだな、と感じる。
あと葉文潔の若かりし頃の女優さんは、ネトフリ版ジーン・ツェン(Zine Tseng)さんの方が良い。
テンセント版の王子文さんは儚げ美人すぎて柔な感じで、あの時代の抑圧されたグルーミーさを表現するのには剛な感じを出してほしいのに、解釈不一致なのが残念であった。
それにしても中国には顔立ちの整った自然な美人が多くて、申玉菲役の李小冉さんと徐冰冰役の李則慧さんも大変おきれいで良い。
見てて麗しいのは良いことだ。
テンセント版で今後2部のドラマ化がされるとしたら不安な点が1個ある。
原作では艦隊が到着するのが400年後の設定であったが、テンセント版では地球時間にしたらそれよりも短く到着するかもしれない、みたいな匂わせがありドキドキしている。
やーめーてー!
そこは大事な所だからちゃんと400年後に着いてー!
すぐに結果を出したい西欧的な感じではなくて、数十年数百年「待つ」ということが戦法のひとつとして描かれている(ように本作では私には思えていて)それが大変中国的で三体という中国SFの作品として国民性が現れていて好きな所なのである。(実際、今の中国は色々「待っている」と私は思っている)
時間を武器と捉える考え方は、三体側の動きにも出ているので、まるっと良い感じで描いてくれることを期待している。
蛇足だが、三体人の姿がビジュアル化されているのはとても良かった。文字で読んでいても(どんなフォルムなの…?)と思っていたため。
まだ一部見切るまでに時間があるので、楽しみが続いて嬉しい。