義母が急逝した。
本当に本当に突然だった。超急性の病だったようだ。
完全なピンコロであった。
人の死、というものに対して「違う形になったのね」なんて思えるのはもっともっとずっと先のことで、純粋に今ここにいない、一緒に◯◯しようね、と約束していたことまだたくさんあったのに、と思ってただ悲しい。
一緒に◯◯しようね、したいね、と思っていたことがたくさんであるほど悲しい。
まだ若かったのに。
この間ノロノロ台風で島の海遊びできなくて、きれいな海をまだ見せてなかったのに。
年末の海外旅行「私は人生最後だとは思ってないわよ」と言って楽しみにしていたのに。
一緒に九州の島、行きたかったのに。
近場の紅葉の名所、もう一度行きたかったのに。
カヌー、もう一度一緒にリベンジしたかったのに。
この続きはまた次回に繰り越しだね、と言っていた次回にはもう彼女はいない。
もう全部できない。
彼女はいない。
突然居なくなるのはしんどい。
長く苦しまないのは幸いだったとは思うけれど、つい2日前にラインしたばかりだったじゃない、と思うのが辛い。
居たのにもういないのが悲しい。
人生の相方を失った義父も心配だけれど、義父を案ずるより先に、まだ、皆、ただ悲しい。