バッカヤロー ②

昨夜は家の中から息子が応急処置をしてくれた。
今朝は外に回ってみた。
ガラスは飛び散り、枠に嵌ったままのガラスは、今にも崩れ落ちそうな状態。
外側からもこれ以上飛び散らないように、ガムテープで抑えた。網戸も撤去。

家に入って
「開けないで　ガラスが落ちます」のメモを書いていたら、ヤツが起きてきて「どうしたの？」

「はぁ～、見てよこれ」
「俺がやったの？」なんと記憶が無い
「なんでここまで呑むのよ」
「ごめん」
「人格を疑うわ、情けない」

悔しいけど怒鳴れる声は出ない。ただ冷たく言い放った。
ヤツは全く記憶がないのだ。夜中に私が「ウルサイ！」と怒ったことも覚えてないだろうな。

ガラス屋さんの手配をするように言いつけた。
お付き合いのあったガラス屋さんは廃業した。どこに頼むか・・・私はかかわらない。

今は婆様を定期検診に連れて行っている。
二日酔いに鞭打ってだろうね。

歳と共に、呑まれるような事はなくなったと思っていただけに、かなりショック。

午後から仕事が入っている。ありがたいこと。

バッカヤロー！

怒り心頭、眠れない。
同級生と呑んできた酔っ払い夫、居間で転んでガラスを割った。
カーテンが幸いして怪我はなし。

なぜそこまで呑む、理解できない。
最低、暫く顔も見たくない。
身体が芯まで冷えて寝つけない。