京都ひとり旅も最終日となつてしまつた。
11時ぎりぎりにチェックアウト。
荷物をホテルに預けて、出發。
どこへ行くあてもないのだが、とりあへず四條へ出た。
ぶらぶらと高倉通りを北上するうちに、無性にコーヒーが飮みたくなり、三條で右折。
堺町通を下がつたところにある 「イノダコーヒ本店」 へ。
京都の喫茶店の草分けとして有名な店だ。

ガラス越しに庭を眺めつつ、香り高い美味しいコーヒー( 「エクストラ」 560円)を頂きながら、どこで食事をしようか考へた。
一昨日は壽司、きのふは天ぷら。
よし、けふはラーメンにしよう!と閃いた。
高倉二條にあるラーメン屋 「麺や高倉二條」 。
評判の高い店なので、一度食べてみたいと思つてゐた。
つけ麺が有名らしいが、ベーシックな「ラーメン」を注文。
麺が蕎麥のやうな色をしてゐる。
小麥の殼も一緒に挽いてゐるのだとか。
スープは魚系のダシがきいてゐて、絶品!
このラーメンは日本料理のやうな味はひで、やみつきになりさう。
京都に行つたら、必ず食べたいラーメンだ。

高倉通を北上して丸太町通に出て、タクシーを拾つた。
行き先は 蔓殊院 。
ずつと「マンシュイン」だと思つてゐたが、どうやら「マンジュイン」らしい。
蔓殊院は京都市内のなかでも、少し北に位置してゐる所爲か、すでに紅葉が見頃。
こちらは蔓殊院の手前で、タクシーを降りたところ。
この道を少しいくと、突き當りに蔓殊院が見えてくる。

入り口の手前にある神社。

境内の池のほとりの紅葉が綺麗だつた。

蔓殊院の拜觀入り口附近。

蔓殊院の庭園。
こちらは、見頃までにはもう少しかかりさうだ。


蔓殊院といへば、やはり幽靈の掛け軸。
これはいつ見ても恐ろしい。
もちろん、寫眞撮影は禁止されてゐる。
蔓殊院を出て、一乘寺下がり松へ。
ここは宮本武藏が吉岡一門と決鬪したところで、石碑がある。
松も生えてゐるが、これはもちろん當時のものではあるまい。
ここから詩仙堂まですぐなのだが、けふはパス。
そのまま叡電の一乘寺驛まで歩いて、叡電で出町柳へ。
加茂川と高野川が合流する三角州、普段は兩岸から飛び石づたひに渡れるのだが、けふは雨で増水してゐて飛び石が完全に水歿してゐた。
中央の、こんもりと木が繁つてゐるあたりが糺の森。
その奧に葵祭で有名な下鴨神社がある。

鴨川では、その名の通り、たくさんの鴨が羽をやすめてゐた。
鴨も、そろそろ油がのつて美味くなる頃、かも。

今出川通を西に歩き、烏丸通へ。
ここから地下鐵に乘らうかとも思つたのだが、例によつて「歩きたいモード」に入つてしまつた。
少しでもながく、京都の街を歩いてゐたい。
烏丸通をぶらぶらと南下。
左手に御所をみながら、丸太町通へ。
さらに南下を續けて御池通。
ここで烏丸通に別れを告げ、高倉通に入る。
昨年行つたカジュアル・フレンチのお店 「ルナール・ブルー」 や、きのふ行つた 「Wine Bar Viola」 のあたりを通つて四條へ。
ホテルに戻つたのが3時過ぎ。
預けてゐた荷物を受け取つて、背負つてゐたデイパックを「ゴロゴロ」に收納。
これで、私の京都ひとり旅もおしまひ。
ドアマンの「お氣をつけて」の言葉に、旅の終りを感じて、少し寂しい氣分になつた。
また來るぞ、京都!
11時ぎりぎりにチェックアウト。
荷物をホテルに預けて、出發。
どこへ行くあてもないのだが、とりあへず四條へ出た。
ぶらぶらと高倉通りを北上するうちに、無性にコーヒーが飮みたくなり、三條で右折。
堺町通を下がつたところにある 「イノダコーヒ本店」 へ。
京都の喫茶店の草分けとして有名な店だ。

ガラス越しに庭を眺めつつ、香り高い美味しいコーヒー( 「エクストラ」 560円)を頂きながら、どこで食事をしようか考へた。
一昨日は壽司、きのふは天ぷら。
よし、けふはラーメンにしよう!と閃いた。
高倉二條にあるラーメン屋 「麺や高倉二條」 。
評判の高い店なので、一度食べてみたいと思つてゐた。
つけ麺が有名らしいが、ベーシックな「ラーメン」を注文。
麺が蕎麥のやうな色をしてゐる。
小麥の殼も一緒に挽いてゐるのだとか。
スープは魚系のダシがきいてゐて、絶品!
このラーメンは日本料理のやうな味はひで、やみつきになりさう。
京都に行つたら、必ず食べたいラーメンだ。

高倉通を北上して丸太町通に出て、タクシーを拾つた。
行き先は 蔓殊院 。
ずつと「マンシュイン」だと思つてゐたが、どうやら「マンジュイン」らしい。
蔓殊院は京都市内のなかでも、少し北に位置してゐる所爲か、すでに紅葉が見頃。
こちらは蔓殊院の手前で、タクシーを降りたところ。
この道を少しいくと、突き當りに蔓殊院が見えてくる。

入り口の手前にある神社。

境内の池のほとりの紅葉が綺麗だつた。

蔓殊院の拜觀入り口附近。

蔓殊院の庭園。
こちらは、見頃までにはもう少しかかりさうだ。


蔓殊院といへば、やはり幽靈の掛け軸。
これはいつ見ても恐ろしい。
もちろん、寫眞撮影は禁止されてゐる。
蔓殊院を出て、一乘寺下がり松へ。
ここは宮本武藏が吉岡一門と決鬪したところで、石碑がある。
松も生えてゐるが、これはもちろん當時のものではあるまい。
ここから詩仙堂まですぐなのだが、けふはパス。
そのまま叡電の一乘寺驛まで歩いて、叡電で出町柳へ。
加茂川と高野川が合流する三角州、普段は兩岸から飛び石づたひに渡れるのだが、けふは雨で増水してゐて飛び石が完全に水歿してゐた。
中央の、こんもりと木が繁つてゐるあたりが糺の森。
その奧に葵祭で有名な下鴨神社がある。

鴨川では、その名の通り、たくさんの鴨が羽をやすめてゐた。
鴨も、そろそろ油がのつて美味くなる頃、かも。

今出川通を西に歩き、烏丸通へ。
ここから地下鐵に乘らうかとも思つたのだが、例によつて「歩きたいモード」に入つてしまつた。
少しでもながく、京都の街を歩いてゐたい。
烏丸通をぶらぶらと南下。
左手に御所をみながら、丸太町通へ。
さらに南下を續けて御池通。
ここで烏丸通に別れを告げ、高倉通に入る。
昨年行つたカジュアル・フレンチのお店 「ルナール・ブルー」 や、きのふ行つた 「Wine Bar Viola」 のあたりを通つて四條へ。
ホテルに戻つたのが3時過ぎ。
預けてゐた荷物を受け取つて、背負つてゐたデイパックを「ゴロゴロ」に收納。
これで、私の京都ひとり旅もおしまひ。
ドアマンの「お氣をつけて」の言葉に、旅の終りを感じて、少し寂しい氣分になつた。
また來るぞ、京都!
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