【2010 パリーグＣＳ】 ファイナル第１戰 ソフトバンク１－３ロッテ （ヤフードーム）

ロッテが大松の３ランで先制し、そのまま逃げきり。
阪神ファンとしては、今岡の２ベースが口火となつたのが嬉しい。
ソフトバンクは１位のアドバンテージが１勝分あつたのだが、第１戰にしてそのアドバンテージを失つた。

ソフトバンクの杉内、ロッテの成瀬、ともに不安定な立上がりだつたが、それが大怪我につながつてしまつたのは杉内。
ソフトバンク打線としては、成瀬を早い囘で捉へたかつたが、５囘にムネリンのタイムリーであげた１點のみ。
結局、成瀬に完投を許すこととなつた。

そのムネリンのタイムリーとなつたバッティングが藝術的だつた。
インロー、膝元の低い球をレフトへの流し打ち。
まるでムネリンの敬愛するイチローが乘り移つたかのやうだつた。

金澤がソフトバンクにゐたのには驚いた。
ソフトバンクでの活躍を祈る。

しかし、ロッテは強いな。
リーグ戰終盤からＣＳ第１ステージにかけての強さをそのまま福岡まで持つてきたやうだ。
「勢ひに乘る」といふ言葉があるが、まさにそんな感じ。
でも、このままぢやあ面白くない。
ソフトバンクにも１位としての意地を見せて貰ひたい。



勝利投手 [ ロッテ ] 成瀬（1勝0敗0S）
敗戦投手 [ ソフトバンク ] 杉内（0勝1敗0S）

本塁打
[ ロッテ ] 大松 1号(2回表3ラン)

バッテリー
ロッテバッテリー： 成瀬 - 的場
ソフトバンクバッテリー： 杉内 、金沢 、森福 、甲藤 - 田上


＜スコアプレー＞
2回表 大松　ランナー1,3塁の0-1からライトスタンドへの３ランホームランでロッテ先制！ ソ 0 - 3 ロ
5回裏 川崎　ランナー2塁の2-2からレフトへのタイムリーヒット ソ 1 - 3 ロ