6月12日
『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ
2018年2月
初読。長篇。
2019年の本屋大賞受賞作って知らなかった。
先に映画のCATV放送を観てしまったので、本書を読んでもキャストが目に浮かんでしまい、困った。
「明日が二つになる」か…親になるってそういうことかもしれないな。
こういう作品を読むと、ぼくに娘がいたらなあって思う。
ぼくはもう誰にもバトンを渡せないようだ。
6月17日
『四月になれば彼女は』 川村元気
2016年11月
初読。長篇。
精神科医の藤代俊。
藤代の婚約者・坂本弥生、その妹の純。
そして、学生時代の恋人、ハルこと伊予田春。
愛を失う、喪失の物語。
またいつか読み直したいと思わせる、不思議な作品。
6月18日
『怪盗紳士ルパン』 モーリス・ルブラン 平岡敦訳
1907年(第一作「アルセーヌ・ルパンの逮捕」1905年発表)
初読。連作短篇集。
10歳の頃、少年少女向けの「ルパンシリーズ」を読んで以来、半世紀ぶり。
この本はシリーズ第一作で、あの当時読んだ作品はこの本には出てこなかった。
「ルパン対ホームズ」「奇巌城」「813の謎」「虎の牙」なんかをまた読んでみたい。
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