仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

11/26_琵琶湖クルーズ・ミシガン _ (IXY DIGITAL 800IS)

2008-12-03 23:11:42 | 仙丈放浪記




琵琶湖周航のうたは、私の數少ない持ち歌のひとつだ。
舊制三高ボート部の歌だとか(ホンマか?)
とにかく加藤登紀子さんの「ほろ醉ひコンサート」でも聽いたことがあるし、歌つてゐて氣持ちが良い。

で、このミシガンを見掛けたら、乘りたくなつてしまつた。
天氣が良かつた所爲もあるだらうが、私がこんな船に乘るとは自分でも不思議でならぬ。
たしか、ミシガンが就航したのは私がまだ學生の頃だつたと思ふ。
みんなで、「あんなん、誰が乘るんや?」と云つてゐたものだ。

琵琶湖汽船といふ會社が運航してゐるのだが、この會社が出來てから今年で120年になるらしい。
それを記念して、ミシガンのクルーたちが「フラッグなんとか」(旗を振つてみせるアトラクション)をしてくれた。
みんなプロではないので、かなりの練習を積んだのだらう。
旗を放り投げて上空で擴げ、落ちてくるのを受け止めるなど、難しさうなことをして見せてくれた。
ちなみに、このクルーたち、乘船してからも、アトラクションに借りだされ、藝のあることをを見せてくれた。
いまや、多能工の時代だ。
なんでも出來ないと生きていけないのかもしれぬ。

それはさててをき、デッキを渡る風は冷たいながらも心地好かつた。
乘船したのは3,40人だつたが、殆どの人がデッキに出て過ごしてゐた。





デッキにはカモメたちもゐた。
海でもないのにカモメがゐるのだなあ・・・
加茂川のゆりかもめたちが出張して來てゐるのかもしれない。





航跡。
かなたの雲間からは、「天使のかけはし」が降りてゐる。





カモメは尖つたものの先端が好きらしい。
この好位置を狙つて、カモメが襲つてくる。
このカモメ、たうたう指定席を新參者に奪はれてしまつた。





比叡の山なみ。
雲が湖面に映つてゐた。





外輪船「ミシガン」の名前の由來。
しぶきが掛かつて、カメラが危なかつた。




<使用カメラ> 「 Canon IXY DIGITAL 800 IS 」





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