宮澤りえの茶々、水川あさみの初、上野樹里の於江が早くも第2話から登場。
かういふ、登場人物の一生を追ひかけるドラマではやむを得ないこととはいへ、辛いものがある。
伊勢の海でたはむれる初と於江のシーン。
貝を奪ひ合ふ幼い姉妹の樣子を描いてゐる。
信長に會ふ1年前のことだとしても、天正6年(1578年)のことだから、初が數へで10歳、於江に至つては數へで6つ。
これはあまりに辛い、辛過ぎる。
でも、まあ仕方ないから目をつぶつてスルーすることにしよう。
上野樹里の「のだめ」キャラがまだ救ひになつてゐたと思はう。
今囘、良かつたと思つたのは、於江の天眞爛漫、天衣無縫さ。
もちろん實際の於江がどのやうなキャラだつたのかはわからないが、このドラマではそのやうに描くつもりなのだといふことがわかつた。
そのキャラを演じる上では上野樹里の「のだめ」キャラは活きてくるだらう。
もうひとつ良かつたのは、豐川悦司の織田信長。
第1話で、私は彼の信長像が畫一的で面白くなささうだと思つたのだが、今囘で見直した。
信長が於江にみせた笑顏の素晴らしさ。
信長の偏質狂的な嚴しい表情を維持しながらも、姪にみせる優しさ。
正反對の表情を同時に表現するのは至難の業だと思ふ。
豐川悦司といふ役者の力量を見直してしまつた。
「信じるのは己れのみ」
信長のこの言葉を、於江がどうのやうに受け止め、それが於江のこれからの人生にどう影響してゆくのか。
このドラマの見どころになりさうな氣がする。
もう少しこのドラマに付き合つてみようか、そんな氣持ちにさせられた。
かういふ、登場人物の一生を追ひかけるドラマではやむを得ないこととはいへ、辛いものがある。
伊勢の海でたはむれる初と於江のシーン。
貝を奪ひ合ふ幼い姉妹の樣子を描いてゐる。
信長に會ふ1年前のことだとしても、天正6年(1578年)のことだから、初が數へで10歳、於江に至つては數へで6つ。
これはあまりに辛い、辛過ぎる。
でも、まあ仕方ないから目をつぶつてスルーすることにしよう。
上野樹里の「のだめ」キャラがまだ救ひになつてゐたと思はう。
今囘、良かつたと思つたのは、於江の天眞爛漫、天衣無縫さ。
もちろん實際の於江がどのやうなキャラだつたのかはわからないが、このドラマではそのやうに描くつもりなのだといふことがわかつた。
そのキャラを演じる上では上野樹里の「のだめ」キャラは活きてくるだらう。
もうひとつ良かつたのは、豐川悦司の織田信長。
第1話で、私は彼の信長像が畫一的で面白くなささうだと思つたのだが、今囘で見直した。
信長が於江にみせた笑顏の素晴らしさ。
信長の偏質狂的な嚴しい表情を維持しながらも、姪にみせる優しさ。
正反對の表情を同時に表現するのは至難の業だと思ふ。
豐川悦司といふ役者の力量を見直してしまつた。
「信じるのは己れのみ」
信長のこの言葉を、於江がどうのやうに受け止め、それが於江のこれからの人生にどう影響してゆくのか。
このドラマの見どころになりさうな氣がする。
もう少しこのドラマに付き合つてみようか、そんな氣持ちにさせられた。
お江ののだめキャラが活きてますね。上野さんは真面目なキャラもできるので、それは今後楽しみにしたいと思います。
また来ます。
上野樹里の「のだめ」像に近いものを想定して、彼女を起用したのかもしれませんね。
江が大人になつてからの上野樹里の演技がどう變るかが樂しみです。