「京都ネーゼ」 から 「日本酒BAR あさくら」 へハシゴ酒。
ワインのあとは日本酒、まさにチャンポン。
「京都ネーゼ」から「日本酒BAR あさくら」へは、ほんの5~6分だつたと思ふ。
醉つ拂ひの云ふことだから信用は出來ないが。
木屋町を上つて、御池通りに出る手前の路地を右に折れる。
この薄暗い路地に入つて、右側のあかりの見えてゐるビルの2階。

この看板を目印に、このビルの2階に上る。

店の入り口に出てゐる看板。
入り口の扉は木製で、なんとなく開けるのがためらはれて、少し勇氣が必要かも。

ひと癖もふた癖もありさうなオッサンたちがたむろしてゐるのでは、とビビリながら扉をあけたら、客は若い女性ひとりだつた。
お若い店主がその女性と親しげに話してゐる。
もしかしたら常連さんなのかもしれない。
座席はカウンターだけで、たぶん10名坐れるかどうかの小さな店。
たまたま客が少なかつたから良いけれど、滿席だつたら、かなり窮屈だらう。
照明は少し暗くて、「薄暗い」といふ感じ。
「雰圍氣がある」ととるか、「なんだか怪しげ」ととるかは、人によるかもしれない。
メニューを見ると、私などは聞いたこともない銘柄がずらりと竝んでゐる。
かういふところで、知つてゐる酒を頼んでも面白くない。
店主が注文を聞きに來たので、「3種のきき酒セット」を頼んだ。
銘柄はよくわからないので、あまり甘くなくて吟釀香の強くないもの、とリクエストして店主にお任せした。
店主が持つて來たのは、滋賀の「大治郎」、岐阜の「小左衛門」、奈良・御所の「篠峯」。
それぞれに美味しいと思つたが、私の好みに一番あふのは滋賀の「大治郎」だつた。
酒の寫眞は撮つたのだが、露出がアンダーすぎて眞つ暗。
辛うじてラベルが讀み取れるだけ・・・
丁寧に酒の説明をしてくれたのだが、あとは常連らしき女性客のところに戻つて、會話の續きを始めた。
それが惡いといふわけではないのだが、寂しくなつてしまひ、早々にお勘定。
代金は2400円。
あれ?と思つた。
確か「3種のきき酒セット」は1250円だつた筈。
チャージが500円だとしても1750円。
それとも、私は醉つてゐて、ほかに酒を飮んでゐたのか?
それとも私が値段の見間違へをしたのかな?
なんとなく釋然としなかつたが、もういいや。
京都ネーゼの森さんの、ひとり客に寂しい思ひをさせないといふホスピタリティに感動したあとだつただけに、こちらの店主の素つ氣なさが實際以上に感じられたのかもしれない。
ただ、もう一度ひとりで行くかと聞かれたら、否と答へることは確かだ。
ここは友人と一緒にくるはうがよいだらう。
「日本酒BAR あさくら」
京都市中京区木屋町御池一筋下ル東入る大久ビル2F
Tel/Fax: 075-212-4417
営業時間:19:00-26:00
定休日:火曜日
<追記>
本文で、
>確か「3種のきき酒セット」は1250円だつた筈。
と記載しました。
しかし、これは私の勘違ひで、「あさくら」の店主から「お酒に種類によつて値段が異なる」とのご指摘を頂きました。
お品書きにも「1200円~」と明記されてゐるさうです。
たいへん失禮致しました。
お詫びとともに訂正いたします。
ワインのあとは日本酒、まさにチャンポン。
「京都ネーゼ」から「日本酒BAR あさくら」へは、ほんの5~6分だつたと思ふ。
醉つ拂ひの云ふことだから信用は出來ないが。
木屋町を上つて、御池通りに出る手前の路地を右に折れる。
この薄暗い路地に入つて、右側のあかりの見えてゐるビルの2階。

この看板を目印に、このビルの2階に上る。

店の入り口に出てゐる看板。
入り口の扉は木製で、なんとなく開けるのがためらはれて、少し勇氣が必要かも。

ひと癖もふた癖もありさうなオッサンたちがたむろしてゐるのでは、とビビリながら扉をあけたら、客は若い女性ひとりだつた。
お若い店主がその女性と親しげに話してゐる。
もしかしたら常連さんなのかもしれない。
座席はカウンターだけで、たぶん10名坐れるかどうかの小さな店。
たまたま客が少なかつたから良いけれど、滿席だつたら、かなり窮屈だらう。
照明は少し暗くて、「薄暗い」といふ感じ。
「雰圍氣がある」ととるか、「なんだか怪しげ」ととるかは、人によるかもしれない。
メニューを見ると、私などは聞いたこともない銘柄がずらりと竝んでゐる。
かういふところで、知つてゐる酒を頼んでも面白くない。
店主が注文を聞きに來たので、「3種のきき酒セット」を頼んだ。
銘柄はよくわからないので、あまり甘くなくて吟釀香の強くないもの、とリクエストして店主にお任せした。
店主が持つて來たのは、滋賀の「大治郎」、岐阜の「小左衛門」、奈良・御所の「篠峯」。
それぞれに美味しいと思つたが、私の好みに一番あふのは滋賀の「大治郎」だつた。
酒の寫眞は撮つたのだが、露出がアンダーすぎて眞つ暗。
辛うじてラベルが讀み取れるだけ・・・
丁寧に酒の説明をしてくれたのだが、あとは常連らしき女性客のところに戻つて、會話の續きを始めた。
それが惡いといふわけではないのだが、寂しくなつてしまひ、早々にお勘定。
代金は2400円。
あれ?と思つた。
確か「3種のきき酒セット」は1250円だつた筈。
チャージが500円だとしても1750円。
それとも、私は醉つてゐて、ほかに酒を飮んでゐたのか?
それとも私が値段の見間違へをしたのかな?
なんとなく釋然としなかつたが、もういいや。
京都ネーゼの森さんの、ひとり客に寂しい思ひをさせないといふホスピタリティに感動したあとだつただけに、こちらの店主の素つ氣なさが實際以上に感じられたのかもしれない。
ただ、もう一度ひとりで行くかと聞かれたら、否と答へることは確かだ。
ここは友人と一緒にくるはうがよいだらう。
「日本酒BAR あさくら」
京都市中京区木屋町御池一筋下ル東入る大久ビル2F
Tel/Fax: 075-212-4417
営業時間:19:00-26:00
定休日:火曜日
<追記>
本文で、
>確か「3種のきき酒セット」は1250円だつた筈。
と記載しました。
しかし、これは私の勘違ひで、「あさくら」の店主から「お酒に種類によつて値段が異なる」とのご指摘を頂きました。
お品書きにも「1200円~」と明記されてゐるさうです。
たいへん失禮致しました。
お詫びとともに訂正いたします。
京都探訪、楽しく拝見しております。
丁度同時期に虎ブログの「すたーだすときっどさん」も京都の三ツ星料亭を訪れていたようで、併せてweb上京都探訪しております。
と、いいますか。
この一連の京都記事で、初めて仙丈さんが結構ご年配の方だと知り、さらには口元だけとはいえお顔まででさらに確認!
実はずっと結構若い方だとばかり…
やはり京都で遊ぶのは大人ですね。
私も京都は大好きですが、この街を制するにはもう少し歳が必要のようです。
とつても勵みになります。
>初めて仙丈さんが結構ご年配の方だと知り、さらには口元だけとはいえお顔まででさらに確認!
結構、年配なんですよ~(笑)
生ハムのスライスの寫眞、あごひげが白いのがまづいですねえ。
白髮ならぬ白髭が多いんです。
ちなみに頭はスキンヘッドだつたりします。
>この街を制するにはもう少し歳が必要のようです。
同感です。
學生時代を京都で過ごしたのですが、祇園に足を踏み入れたことがありませんでした。
だつて怖いですもんね。
祇園に潛入?したのは、去年が初めてで、今囘が2度目なんです。
といつても、ただ通過しただけですけど(笑)
ご来店の際は京都ネーゼについてたくさん教えていただき、ありがとうございました。
おかげで私も隣のお客様も京都ネーゼについては色々と知ることができ、感謝しています。
ところで、お客様がブログで書かれている中できき酒セットについて触れている部分がありますが、きき酒セットはお出しするお酒の組み合わせによって値段は異なります。メニューにも
1200円より(内容によって異なります)
と明記しておりますので、本文の修正、もしくは追記による情報の訂正をしていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
「3種のきき酒セット」につきまして、事實と異なる記載をいたしましたこと、お詫び致します。
本文に、<追記>として訂正いたしました。
拙ブログにご訪問、誤謬を正して下さり、ありがたうございました。