仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

11/10_「てんぷら よしおか」でお得なランチ

2009-11-13 11:14:33 | 仙丈放浪記
旅に出ると、ハルシオンなしで眠れるのが不思議だ。
酒を飮んでゐるせいかな?

起きたのが9時過ぎ。
ふつう觀光客はもつと早起きして、朝食をしつかり食べるものだが・・・

11時過ぎにホテルを出て、おひるを食べに。
向かふは、高倉佛光寺にある 「天ぷら よしおか」
ホテルからは歩いて5分もかからない。
こちらのお店を知つたのは、例によつて、 關谷江里さんのブログ「関谷江里の京都暮らし」
11月3日付の記事で、ランチをとりあげてゐたので、ホテルからも近いし是非行かうと思つた次第。
それにしても、このブログには、ほんたうにお世話になつてゐる。
京都で食事をする時には、こちらのブログで情報收集がかかせない。



こちらが高倉佛光寺の交叉點から北方向をみたところ。
寫眞の眞中あたり、「天」の提燈のあるところが「てんぷら よしおか」。
まだ暖簾は出てゐない。





高倉佛光寺とは、南北の高倉通と東西の佛光寺通の交はるところ。
その名の通り、すぐ近くには佛光寺がある。
寫眞は、その門。
なかなか由緒ありさうなたたずまひだ。






11時半ジャストに入店。
私のすぐあとに2人組のお客さんが來て、その後15分ほどで滿席。
20分後には待つてゐる人が2組。
平日の、それも12時前だといふのに、さすがは評判のお店だけのことはある。

L字型カウンターだけで10席ほどの小さな店。
カウンター越しに、天ぷらをあげる姿が見られるほどの距離。

ランチには天丼とコースがある。
ここは、やはりコースだらう。
で、いよいよコースの始まり。

最初に出されたのは、天ぷらの代表選手、海老だつた。
からりと揚がつてゐて、ちやんと尻尾まで食べられるのが嬉しい。





これは、鱚だつたかな?(自信なし)





青唐。
辛くなくて良かつた。
あ、萬願寺とうがらしだつたのかも・・・





茄子。





南瓜。





蓮根。
さくさくした齒ざはりが好きなのだが、これは少し固過ぎた。





烏賊。
少しねつとりして柔かい感じ。
噛み切る時の、プチッとした感觸がなかつた。
さういふ種類の烏賊なんだらうか?





薩摩芋。





これは、穴子だつたかな?(自信なし)





玉葱。
甘くて美味しかつた。





かき揚げ。
これが、さくさくとして、とつても美味。
これが食べられただけでも、ここに來た甲斐があつた。





締めには、ふたたび海老が登場。





關東で生れ育つた私にとつて、天ぷらといへば胡麻油で揚げるイメージがある。
胡麻油の香ばしい香が食慾をそそるといふやうな。
ただ、胡麻油の場合、時に食材のもつ香の邪魔をすることがあると思つてゐた。
じつは、關西で天ぷら專門店で天ぷらを食べるのは、たぶんこれが初めて。
胡麻油のインパクトはないが、やさしい、おだやかな味だつた。
食材の風味を活かすといふ點では、關西の天ぷらのはうが分があるやうに思つた。


以上、てんぷら12品にサラダとご飯、漬物、味噌汁がついて、なんと1575円!
これは、じつにお得だと思ふ。
そこいらの和食屋さんの天ぷらセットではなく、天ぷら專門店でこの値段は、たとひランチとはいへ、あり得ない。


烏丸四條からも近いので、觀光の際には、こちらでランチといふのもお薦めである。
手際よく揚げてくれる(食べるのが忙しいほど)ので、30分ほどで食べられる。
席さへ空いてゐれば、忙しいスケジュールでも大丈夫!





「天ぷら よしおか」

京都市下京区高倉通仏光寺上ル西前町377-4
075-351-8537

営業時間: 11:30~14:00、17:00~22:00
定休日: 土曜日






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