さて、今回はエミリーがヒギンスンに2通目の手紙を出し、その返事のきたエミリーのヒギンスン宛て、3通目の手紙について、です
>>親愛なる友へ
あなたの手紙で酔いはしませんでした。以前にラム酒を飲んだことがありますから――ドミンゴは一度だけのものです――とはいえ、あなたの御意見ほど深い喜びを覚えたことはあまりありませんので、もしお礼を申し上げようとすると、涙が出て舌がもつれてしまうので . . . 本文を読む
【夕暮れ】ウィリアム・アドルフ・ブグロー
ええと、今回は前回の続き……というか、ディキンスンが批評家のヒギンスンに詩を送り、彼から返事の来た、その次の彼女の手紙について引用したいと思いますm(_ _)m
それで、ですね。わたしヒギンスンからの手紙を受け取ったディキンスンのその次の手紙には、彼女のショックが表れている……みたいに書いた気がするんですけど、その手紙はさらにこの次の手紙でした
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【夜明け】ウィリアム・アドルフ・ブグロー
今回は、前回の続きで、ディキンスンがヒギンスンに初めて送った手紙に同封した詩について御紹介したいと思いますm(_ _)m
>>アラバスターの部屋で安らかに
朝にもふれず
昼にもふれず
復活の柔和な仲間は眠っている
サテンのたるき 石の屋根
堂々と歳月は進む
かれらの上の三日月形の天を
世界はその弧をすくい
天空は漕いでゆく
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さて、今回は再びエミリー・ディキンスン関連のことでも、と思いました♪(^^)
ええと、エミリーは31歳の時、トマス・ウェントワース・ヒギンスンという批評家に、「自分の詩が息をしているかどうか」と手紙で訊ねました。
何分、この時代でもまだ、女性が文筆で身を立てるというのは大変なことでしたので……また、詩神(ミューズ)の訪れがあんまり頻繁で激しかったため、詩人としてある「確信」に達してい . . . 本文を読む
【摩周湖】
「ぼくの大好きなソフィおばさん」のリース湖に続き、何故かまた湖が出てきました(^^;)
作中に出てくるロンシュタット湖は摩周湖がモデルっていうことでもないんですけど、でもどうしてもわたしの中で「透明度の高い湖」っていうと、バイカル湖か摩周湖っていうのがあったりして(※もちろんバイカル湖へは行ったことありません^^;)
んで、近くで温泉が出る……とかなんとかいうのは、摩周湖と割 . . . 本文を読む
……今回、第一章の文章を出来ればまるまる入れたかったんですけど、文字制限に引っかかってしまったので、第一章を(前)と(後)で分ける、ということにしました(^^;)
ええと、こういう本文長い時に前文も長くしちゃうと鬱陶しいので(でもいつものこと・笑)、なるべく短めに、と思います
ついこの間まで連載してた「ぼくの大好きなソフィおばさん」も、物語のはじまる前にエミリー・ディキンスンの詩を先 . . . 本文を読む
【休息する天使】エドワード・タディエロ(オールポスターズの商品ページよりm(_ _)m)
さて、今回で最終回です♪(^^)
自分でこんなこと言うのもなんなんですけど……このお話はわたしにしては珍しく、書いてる時も読み返してる時もちょっと泣いてしまいました
なんにしても、前回はディキンスンの詩がめちゃんこ☆(笑)暗いものだったので、今回は恋愛詩に関するもの一篇と、もう一篇はまた死に関す . . . 本文を読む
【かがやく天使】エドワード・タディエロ(オールポスターズの商品ページよりm(_ _)m)
さて、次回で(たぶん)最終回ということになります(^^;)
なので、今回と次回の前文では再びエミリー・ディキンスンの詩を紹介しようかな~と思ったり。。。
いえ、なんていうか、ディキンスンの詩って「死」について書かれたもの、死を扱ったものがとても多いんですよね
一番有名なものは以前にも一度引用 . . . 本文を読む
【春の精】フランク・ディックシー
あと、たぶん2回くらいで終わるんじゃないかな~なんて思うんですけど、そんなわけで(?)ここに書くこともなんか特に思い浮かばないな~なんて思ったりしてww(^^;)
ええとですね、この「ぼくの大好きなソフィおばさん」の連載が終わったら、次は「聖女マリー・ルイスの肖像」という小説の連載をはじめたいと思っています♪
なので、ブログのタイトルどうしようかなっ . . . 本文を読む
ええと、あと数回で終わるだけあって、ここの前文に書くことなくなってきちゃったな、なんて思いつつ。。。
なので、今回はこのお話を書くに当たって、参考にさせていただいたような本を2冊ほど紹介させていただこうかな~なんて(^^;)
わたしが「チップス先生、さようなら」のことを知ったのは、映画のほうで、でした。
といってもわたし、実はこの映画、途中から見たんですよね(^^;)
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