新茶

実家の兄の所から、新茶が届いた。
すごくうれしい。

高いお茶を買わないからだろうけれど、
その辺のお店で買うより、実家のお茶が一番おいしい。
毎年、家で飲む程度のお茶しか収穫できないのだろうけれど、
いつも送ってもらって、悪いなあ。

昔はお茶摘みの手伝いに行ったものだけれど、
最近は手伝いにも行かない。
でも毎年、送ってくれるのだ。
義姉の「新茶の香りをどうぞ」という手紙が添えられていた。

実家というものは、ありがたいものだ。
もう、両親もいないし、兄妹で、同じような立場なのに、
兄夫婦は私たちのことを気にかけてくれている。

私からしてあげるようなことはほとんどないのだけれど、
今度、おいしいお菓子でも送らせてもらうね。