今年度も、市の手話講習会が開かれていて、
今は入門講座で、私は受講してはいないけれど、
講習会では必ず、特別講演の日がある。
今日は、その日で、サークル員も聴講することができるので、
行って来た
K市のIさんが講師で、Iさんは、ろう者で、
ろう運動やその指導者としても活躍している人で、
ぜひ聴いてみたかった。
Iさんは、デフファミリーで、
ずっと家庭では手話で生活していたので、恵まれていたという。
Iさんの友だちは、手話ができる環境にない人もいて、
コミュニケ―ションが思うように取れない人もいたと。
それから、聞こえる人たちと交流がしたくて、
大学に入ったそうだ。
娘さんは、アメリカの大学に入り、アメリカで結婚したので、
時々アメリカに行くそうで、アメリカの事情にも、詳しい。
たまたま、日本とアメリカの卒業式に参加する機会があったそうで、
日本のろう学校は、聞こえる校長先生が日本語で話し、
ろうの子どもたちは通訳の手話を見ている
アメリカのろう学校では、ろうの校長先生が手話で話し
通訳はいるのだけれど、
ろうの子どもたちは、校長先生の手話を見ている
この違いには、感動した
校長先生は、直接子どもたちに語りかけているのだ。
また、「障害者差別解消法」も「禁止」ではなく、
表現を和らげて、「解消」にしたとは、知らなかったな~~
その他にも、いろいろ感動やら、反省やら、
いい話がたくさんあって、聴いてよかった~。