いつも同じようなことを言っているけれど、
俳句に行き詰っているなあ。
当たり前だと思う。
ちゃんと時間をかけてじっくり作ってないんだもの。
ただことばを並べているだけ。
兄とはいつものようにFaxでやり取りしたけれど、
感動した内容がないなんて、ズバリ言われてしまった
その通りだから、納得してしまう。
納得してはダメだよ
でも、事実感動することが少ないんだね。
というか、感覚が鈍っているのだ・・・
こんな俳句出すのやんなっちゃうけど、
今月はもうこれで出そう。
これからもっと感動できるようになれたらいいな
〇ファインダー途切れぬままに花吹雪
〇真っ白に丸くふくらむはなみづき (郭公)
〇缶拾ひ青麦の穂は出揃ひぬ (郭公)
〇秩父路や雨の上がりて芝桜
〇薫風やバスの連なるお伊勢さま
呼び込みは揃いのシャツの夏バザー
花筏小石を放る子らの声
葉桜やゆっくり歩く老夫婦
満開の桜まばらな投票所
仰ぎ見る桜隠しや訃報あり
花吹雪追ひかけ回る子らの声
通院日忘れる夫や風薫る
葉桜や下校の子らの笑ひ声
青麦の風に光りて波のごと
訃報あり時の止まりし花筏
夢のごと跡形もなし春の雪