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殿ヶ谷戸庭園 とのがやとていえん
武蔵野の自然の地形、すなわち段丘の崖にできた谷を巧みに利用した「回遊式林泉庭園」。崖の上の明るい芝生地と崖下の湧水池、樹林で雰囲気が一変する造園手法がみどころのひとつです。
ここは、大正2年~4年に江口定條(後の満鉄副総裁)の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となりました。昭和40年代の開発計画に対し本庭園を守る住民運動が発端となり、昭和49年に都が買収し、整備後、有料庭園として開園しました。
なお、庭園の名称は、昔この地が国分寺村殿ヶ谷戸という地名であったことに由来します。
殿ヶ谷戸庭園は平成23年9月に国指定の文化財(名勝)となりました。
開園年月日昭和54年4月1日
開園面積
21,123.59平方メートル(平成27年7月1日現在)
主な植物
イロハモミジ、モッコク、アカマツ、モウソウチク、ツツジ、フジなどがあります。
その他の植物については、年間カレンダー(花)をご覧下さい。
施設 集会場(紅葉亭)
開園時間 午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)
休園日 年末・年始
(12月29日~翌年1月1日まで)
入園料 一般 150円 65歳以上 70円
JR中央線、西武国分寺線・西武多摩湖線「国分寺」下車 徒歩2分
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