このブログは「中年おじさんの散策」2の継続版です
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20210204 幸手 季節
埼玉県幸手市千塚
正一位稲荷大明神
「正一位稲荷大明神」の称号は、伏見稲荷の祭神を、「稲荷勧請」によって、各地の稲荷の社祠に分祀したことを示すものである。そして「正一位」の神階は、伏見稲荷を「狐の本所」とする観念と関わりながら、「狐の官位」として普及していった。
「正一位稲荷大明神」である。正一位とは律令制下、朝廷より諸臣に授けられた位階のことで、官人の地位を表す等級として一位から初位の位階がある。
奈良時代中期以降、この位階が人に対してでなく、神にも授位されるようになった。これは神階と称して、諸臣に与えられる位階制度に倣うものであった、両者に直接的な関係はない。
稲荷神社については、稲荷神に対して従五位下が授けられ、その後も進階を重ね、天慶5年(942年)に諸神に対しておこなわれた授位で正一位に叙せられた。