『黒沼ユリ子―ヴァイオリンで世界から学ぶ』
平凡社よりコンパクトな「のこす言葉」シリーズが出されていて、国際的な音楽家黒沼さんから頂いた。
房総に大きな被害を出した嵐の後の数日、感動を持って読み終えた。彼女は音楽家でも異色の存在であるからその発言も鋭く深い。しかも、この書では戦中体験から始まる波乱万丈のエピソードが語られているのでいろいろと私の好奇心も満たしてくれる。
最近では、マンションで隣組であったから親しみもあり、その一語一文に納得させられて快い感動にひたらせてくれる。
今はノーベル賞作家のカズオ・イシグロのトリヴィアルな著書にかかり切っているので、その息ぬきにもなって残暑の湿気を拭い去って下さったことも感謝したい。
それにしても平和へのあくなき正義感と国際親善への行動力には恐れ入ってしまうし、ヴァイオリニストの教え子を育てる思いには感銘してしまう。
平凡社よりコンパクトな「のこす言葉」シリーズが出されていて、国際的な音楽家黒沼さんから頂いた。
房総に大きな被害を出した嵐の後の数日、感動を持って読み終えた。彼女は音楽家でも異色の存在であるからその発言も鋭く深い。しかも、この書では戦中体験から始まる波乱万丈のエピソードが語られているのでいろいろと私の好奇心も満たしてくれる。
最近では、マンションで隣組であったから親しみもあり、その一語一文に納得させられて快い感動にひたらせてくれる。
今はノーベル賞作家のカズオ・イシグロのトリヴィアルな著書にかかり切っているので、その息ぬきにもなって残暑の湿気を拭い去って下さったことも感謝したい。
それにしても平和へのあくなき正義感と国際親善への行動力には恐れ入ってしまうし、ヴァイオリニストの教え子を育てる思いには感銘してしまう。
