物書きひとすじ!時には寄り道、迷ったり、直進したりして、人生は面倒で悲しく楽しくて。

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ海を眺めて哲学者にはなれないのですが、いつも物を考えていますよ。

のこす言葉黒沼ユリ子(平凡社)

2019-09-13 14:34:52 | 日記
『黒沼ユリ子―ヴァイオリンで世界から学ぶ』
 平凡社よりコンパクトな「のこす言葉」シリーズが出されていて、国際的な音楽家黒沼さんから頂いた。
 房総に大きな被害を出した嵐の後の数日、感動を持って読み終えた。彼女は音楽家でも異色の存在であるからその発言も鋭く深い。しかも、この書では戦中体験から始まる波乱万丈のエピソードが語られているのでいろいろと私の好奇心も満たしてくれる。
 最近では、マンションで隣組であったから親しみもあり、その一語一文に納得させられて快い感動にひたらせてくれる。
今はノーベル賞作家のカズオ・イシグロのトリヴィアルな著書にかかり切っているので、その息ぬきにもなって残暑の湿気を拭い去って下さったことも感謝したい。
 それにしても平和へのあくなき正義感と国際親善への行動力には恐れ入ってしまうし、ヴァイオリニストの教え子を育てる思いには感銘してしまう。

明日は嵐!!

2019-09-07 15:26:07 | 日記
行雲流水
霧の中
老々介護の
  車椅子  三佐夫

 友人の紹介で九十九里海岸育ちの女性と結婚し、53年間、始めは性格が分からずに感情的になることが多かったが、最近では、他人の性格はそのままに認めるしか方法がないことにやっと納得した。逆にない物ねだりで感情的になっていたのではないかと、悔やまれる。徐々に年齢を重ねるたびに仏の心境に近づいているのだろう。老老介護にたどり着いたのであろう。
 明日は嵐が来るようで窓越しの海には、真夏のような入道雲が美しく湧いている。御宿の網代湾は、まさに行雲流水の眺めである。

児童虐待を小説に

2019-09-05 09:47:19 | 日記
極楽のゆいちゃんから前のパパへ2018-09-04 17:11:06 | 極楽のゆいちゃん
font size="6">前のパパ様へ 
パパ様。
昔、お別れしましたゆいですよ。お別れした頃は、まだ幼稚園にも行っていなかったから5歳ごろでしょうか。
 私は、ママや弟と別れて今は極楽で幸せに暮らしています。私は、天女になるための勉強を毎日しています。いつも観世音様が見守って下さり、天女様が、いろいろと面倒を見て下さっていますから毎日が楽しいのですが、時々パパ様のやさしいお顔が夢に出て来ます。
たしかパパは、大きなトラックに乗っていましたね。1度、ママに抱っこされて隣に乗せてもらったことがありました。きれいな海の見える道をゆっくりと走ってくれましたね。そのことが、夢によく出て来るのです。
「パパは、今頃はなにをしているのかなぁ」と思うと、とても懐かしくなります。
 それでお手紙を書きました。
 この極楽と言う所は、雲の上の高い所にあり、いつも花が沢山咲いていて、とても良い香りがしていますが、雲の下を覗くと、それは恐ろしい地獄と言う所が見えるのです。
 地獄には、悪いことをした人たちが大勢入れられていて、血の海や釜茹での火が見えます。また、赤鬼や黒鬼が、悪い人たちの肉を切り刻んで焼いています。鉄棒で、体を叩かれて、泣いている人もいます
※どうしたら児童虐待はこの世からなくせるか、私は小説の力を借りて執筆しました。

地域誌インタビュー

2019-09-04 11:48:30 | 日記
興味のあることを楽しむ元小学校長
千葉市立小、中学校の教師を務めた安藤操さん(83)は、エネル
ギッシュな活動を続けている。
国語教育や文学の専門書の他、民話、昔話、ふるさとの言葉な
どの郷土関係や小説まで幅広い分野の本を書き、出版している。
編著も含めると200冊を超えるという。
校長も3校で務め、「興味のあることを楽しむ。とことん最後まで
やり抜くのが信条」。
その原動力は「集中力」だという。
何でも挑戦!アイデアマン
千葉県市原市生まれで、子供の頃から人一倍、好奇心が強かった。
あるテーマに関心がわくと、関係書物を集め、徹夜してでも完読
する
定年後、NPO法人「ふるさと文化研究会」を立ち上げて、歴
史、文化などを講師が講演する「千葉ふるさと文化大学」を主宰。
アイデアマンとしても知られ、千葉について知ってもらおうと検定
試験「房総(千葉)学検定」や、県内に縄文時代の貝塚が多いことか
ら「縄文検定」も実施し、人気を呼んだ。
近年、御宿町に転居し、力を入れているのが小説執筆。最近で
は、地元の寺に伝わる黒いマリア像をヒントに、「黒マリア流転――
千々石ミゲル異聞」を刊行。黒いマリア像を調べるために、専門書
を取り寄せると、国内では極めて珍しいものと分かり、「そこから小
説の構想が始まった」。
16世紀末にキリシタン大名の名代としてローマに派遣された少年の
1人で、その後、消息不明になった千々石ミゲルを登場させて、迫
害された信者の苦しみを描くことにした。
ペンネームは安藤三佐夫。
小説は構想が固まると、一気に書く。書くペースは速いという。
健康にも留意し、最近は「運動としてマ
ンションの通路を歩き、深酒をしなくなった」と笑顔を見せた。
(ソバ)
最後まで徹底的に取り組む文学、歴史の本、小説を書き続ける