敬老とは姨捨・爺捨て

祝日に「敬老の日」があったかどうかは忘れたが、小生は満85歳だから該当すのかと思う。
息子と娘が毎年記念の食べ物を見繕っては送ってくれる。
もちろん妻も84歳だから二人分だ。
深沢七郎に小説があり、映画にもなったからその記憶は鮮明だが、その主人公に近づいているから寂しい思いもある。
振り返れば、この80年間には、いろいろなことがあった。
布団に横たわると、次から次へと記憶が蘇って来て、切りがない。
その8割ぐらいは、思い出したくはない過ちだから人生は辛いことが待ち構えていて「秋思」果てなし。
先日、虫歯が痛むので歯科へお世話になったら神経を2本抜いてくださったからだいぶ痛みは引いてくれた。
今日はほとんど痛みがないので2週間ぶりにほっとしている。
しかし歯痛は油断大敵で、いつまた襲ってくるかは分からない。
願わくば、
病に伏すのはご勘弁である。
7年前に左足が持ち上がらなくなってしまい、救急車で病院に3週間お世話になったが、その後遺症はいつになっても消えててはいない。
敬老の日や　
　秋思ひそかに
　　　忍び込む

　

ウイルス憎し

ウイルス憎し
　タンポポの綿毛は行き場なく
宙に舞う<
　ベランダの名も知れぬ草から黄色の小さい花が沢山咲いては、1日で綿毛となり、風に乗っては宇宙へと舞い立つ。
地面に着地して芽生えればよいのだが、それは無理だろう。
　　　　

歯痛

歯が痛くて者が噛めない。意を決して歯科病院へ行く。
レントゲンを撮って神経を2本抜く。麻酔がきいているので痛くはなかったが、同じ姿勢で我慢するのが苦痛だ。
幼児の時に4キロ離れた牛久の歯医者に隣のおじさんに背負われて自転車で行った。父は、家にはいなかったが、親切なおじさんを今でも感謝しているし、懐かしい記憶だ。

堕落ぶり視聴「五輪」やっと終わった！！

政府とマスコミは国民を洗脳しようと必死だったが、ウイルスの反撃にあって、往生してしまった。
しかも総理さえも辞職するようだからコン混迷日本はどこへ紛れ込んでしまうのか。
ハプニングは、いつ・どこに潜んでいるのかは、皆目見当がつかない。
よろこんでいるのは、無知蒙昧な高市早苗プラス安倍晋三グループだけだろう。
新生日本の舵を取るのは誰でも至難のわざだ。　

夏果てる日「老残や鏡にのぞく不精髭」

ひげをそったのは3日前だったが、今朝の鏡に映ったひげ面は、見られる顔ではなかったから句作を思いついた。
老残や　鏡に覗く不精髭
　　　　　　　　　　　　　　　三佐夫