物書きひとすじ!時には寄り道、迷ったり、直進したりして、人生は面倒で悲しく楽しくて。

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ海を眺めて哲学者にはなれないのですが、いつも物を考えていますよ。

滝口仲秋君追悼

2019-11-30 15:57:22 | 日記
滝口仲秋君を悼む
木枯らしや 弔旗掲げる胸の内   三佐夫
とうとう逝ってしまわれたか!!
早朝に友人野口芳宏君(付属小学校で滝口君と同僚)から電話があり、長く闘病していた滝口君の死去を知った。最近、車椅子姿の彼を見かけなくなり案じていたので、来るべきものが来たことを実感したのだった。
30数歳で発病し、何度も手術を繰り返し、好きな教師の道を退職され、車椅子生活を余儀なくされていたのだから83歳までよくも頑張っていたものだが、訃報を知らされると感慨深いものがある。
それにしても彼の強靭な意思と実行力には、ほとほと恐れ入っていたのだが、その根源はどこにあったのだろう。
あいにく通夜の日も告別式の日も急に寒くなり、時雨がことのほかにしつこく降っていて、今までの小春日和とは雲泥の差の天候で腹立たしいが、歩行の苦手な私は、家の中でご冥福を祈るだけである。
彼は、千葉大の私の一期後輩ですが、学生時代には交流がなく、新卒で私は柏市、彼は流山の小学校に勤務して知人になりました。彼は学生時代、荒井栄教授のご長男の家庭教師ですから国語科の学生の私のことを教授から聞いていたかと思います。私は教授とは、よく酒を飲み、詩歌を語り、ご家庭にもお邪魔していました。
その後、私は千葉市内の小学校に、彼は四街道の千葉大付属2小に転勤しました。彼は算数教育の実践の道を、私は文学・作文の道をまっしぐらに突き進んで実践記録を出版したりしました。
荒井教授が、ご退職後に大妻大学教授となられ御宿に転居したのは、一期後輩の御宿在住の故内山理一郎・滝口仲秋君の紹介によるのですが、先生は滝口君の案内で夷隅川や外房海岸の釣りを楽しまれ、数年後に故人となられたのでした。
順調であった滝口君を病魔が襲い退職、車椅子の闘病生活をするのですが、彼の恐るべき生き方には敬服させられたのでした。海外旅行や四国遍路を車椅子で行い、自伝風のエッセーや障害者向けのガイド本を数冊出したのです。その意欲は真似のできないものです。
参照
12月10日放送(12月17日再放送)障害福祉賞(1)我が人生、気力に託す―千葉・滝口仲秋さん―
NHK矢野賞受賞記念

――今回は、NHK障害福祉賞の矢野賞を受賞した滝口仲秋さん、雅子さん夫妻をゲストに迎え、お話を伺いました。(仲秋)ハートネットTVが私の“自分史”を作ってくれたような気がして仕方ありません。女房に助けられながら自分で歩んできた道。これだけ生きてきたんだということを知る機会を作っていただき最高にうれしいですね。
(雅子)東京駅を降りてからNHKのスタジオまで何の心配もなく来れたというのは大変ありがたいと思いました。実は私、夫が障害福祉賞に応募したことを知らなかったんです。それで結果が発表になって、矢野賞を受賞したから出演することになったと聞いて、なんだか私がまきこまれたような感じになっちゃって(笑)。でもいい体験をさせていただきました。夫はいつか自分史を作りたいと言っていたんですけど、今回こうして取り上げていただいたからよかったなと思っています。

教皇様に孫娘がクラリネットを披露!!

2019-11-25 15:06:52 | 日記
中学2年生の孫娘は、横浜のミッションスクールの中学生です。昨夜電話があり、後楽園のミサで聖歌を演奏すると言う。
私は、宗教を否定するのですが、最近の乱れた世相に心を痛めていると、箸にも棒にもかからない人物には、宗教性が欠けているのではないか?と言う問題にぶつかるのです。
これは、代表的な人物では、トランプ米大統領ですが、日本の政治家にもかなりいそうです。
核兵器を大量に貯蔵をしている米露はもちろん北朝鮮もそうですが、先ほどのニュースでは、「アメリカの核の傘」を平然と認める菅官房長官も同様に教えごとになりません。彼も教皇様は「確信犯だ!」とおっしゃるに違いありません。
教皇様は「戦争は犯罪行為だ」と昨夜おっしゃいましたが、日本政府を代表する菅長官も犯罪者の片割れです。
私は若いころには、広島・長崎の原爆投下は、無謀な戦争を強行している日本に対するやむを得ない措置だと考えていたのですが、考え違いでした。神を冒涜する大量殺人の実験だったのです。悲惨な虐殺を受けた広島・長崎の人たちには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですから今回の教皇様の訪問は時宜を得たことです。だが、日本政府は、おそらく儀礼的な対応しかしないでしょう。
何しろ禁止条約を否定し核兵器を保有してよいと主張する日本政府は、世界で笑い者ですが、安倍一味は、防衛のために必要だと言い張るでしょう。世界で唯一の被爆国がそう主張するのですから被ばく者以外でも怒らないといけません。
翻って、軍需産業(死の商人たち)の見本市が幕張メッセで行われてニュースになりました。恐ろしいことですが、金もうけには手段を択ばない商人たちも政治家も後世には天罰を受けること間違いありません。
『黒マリア流転』幻冬舎文庫で切支丹虐殺を執筆したのです。今日、孫たちが教皇様をお迎えして楽器を演奏するとは願ってもない喜びですが、世界平和のために老いさらばえた作家のはしくれは、いったい何ができるか、自問自答の日々が続くのです。

安倍一味の犯行ー桜を見る会

2019-11-14 10:49:16 | 政治評論
歴代政権で国民を騙し続けている総理は、戦時中の東条英機に次いで安倍晋三は抜きんでている。
北朝鮮のミサイルを日本の危機として避難訓練を実施し、国民に恐怖心をあおり、アメリカの兵器を大量に購入し、海外に自衛軍を派遣する法案を強硬突破したりしている。
また、理由はわからないが、海外旅行を夫人同行で呆れるほどおこなっているが、それの成果はほとんどないし、その旅費は膨大である。飛行機は予備機まで現地に連れて行くわけだからその経費はかなりのものだ。まあ、彼の平和外交の宣伝のためだから金をバラまいて首脳と握手すればよいだけである。
それでも我が国のマスコミは、提灯持ちであるから成果がなくてもあったことにしている。これをでっち上げと言うが、同行記者はおこぼれ頂戴の姿勢を貫いている。特にNHKは目に余る!!
今国会で問題になっている桜を見る会などは、地元・支持層対策だから国家予算を投じてタレントを呼んで毎年行っているが、地元の飲み屋のママまでも3度も行っている。彼の言う功労は、選挙のためであるからこれを国家予算の私物化と言う。ところが、彼の一味には、推薦枠があり、それを当然としている自民党のボスもいる。幹事長の痴ほう症の老人などは、記者たちに向かって、「それは当然であって何が悪いのか」と開き直っている始末だ。
彼の欺瞞性は、皇室行事を自分のお手柄にしようとしていることにも悪魔の手が伸びていることだ。元々明治の皇室の衰退に歯止めをかけた行事が、今や一大行事となってしまっている。どう考えても政教分離の憲法違反の行事が、マスコミを巻き込んで皇室を人気タレントふうに仕立て上げてしまっている。しかも膨大な経費をかけているが、これは天皇ご家族の本意ではないと思われる。今は房総・長野・東北地方は再起不能に近い大雨被害の復興に予算を投入すべき時期で即位のパーティやパレードにうつつを抜かす時ではあるまい。
ここにも安倍一味のグループが関わっているのだ。
稀に見る愚鈍な首相を祭り上げている我が国の不幸は、敗戦で国を疲弊させた東条英機に次ぐ日本の危機である。