肩の凝らない漢方の話

漢方薬にまつわるあれこれを、気の向いた順に語っていきます。
私たちの生活に根差した漢方の世界をご紹介します。

乾燥の秋

2022-09-29 15:02:53 | 太田薬局からのお知らせ
朝晩、過ごしやすくなりました。見上げると、秋の空ですね。
秋は、乾燥の季節でもあります。鼻、口、咽喉には粘膜がバリアを貼ってホコリやウイルス、雑菌の侵入を防いでくれています。
乾燥し、湿度が下がるとこの粘膜のバリアが働きにくくなり、風邪をひいたり、アレルギーを起こしやすくなったりします。
先日来、鼻くそが増えた。鼻の中がピリピリする。とおっしゃる方が増えています。

漢方ではこのような状態を「肺」が渇いた状態。「肺燥」といいます。
「肺」を丈夫にすることで、粘膜の乾燥が防げます。白い食べ物が肺を丈夫にしてくれます。食べ物では大根、玉ねぎ、白ネギ。唐辛子。
生薬では、半夏、石膏などです。

最近、なんだか調子が悪い。
「どこも悪くないですよ。」「様子を見ましょう。」と言われたけれど…
そんなモヤモヤ解消に漢方を試してみませんか?
あなたの体質に合った漢方薬をご紹介します。
何日分からでもお試しいただけます。相談は無料。お気軽にご相談ください。
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夏の疲れ

2022-09-02 12:31:13 | 健康たより
夏の疲れ
 9月になり、夜、草むらから虫の声が聞こえてきます。秋の気配を感じるこの季節、食欲がない、体が重いといったご相談が多くなっています。

以前このブログにも書きましたが、秋に夏の疲れがでる原因として、自律神経のダメージの他に、冷たい物を呑み過ぎて胃腸を冷やしたり、胃酸を薄めてしまうために胃腸の機能が弱くなっていることが考えられます。

 味覚の秋なのに食欲が無い、胃腸の調子が今一つという方は夏に体を冷やしすぎたり、エネルギーを使いすぎたりした方が多いようです。人参、生姜を主役にした漢方薬を選んで胃腸の調子を整えてください。
 
 漢方薬には「中を補い気を益す」補中益気湯(ほちゅうえっきとう)や「脈中の津液を増やして脈を回復させる」生脈散(しょうみゃくさん)があります。
 どの漢方薬があっているかは、お一人お一人の体質などによって変わってきます。

夏の疲れがでるこの季節、一度ご相談ください。

最近、なんだか調子が悪い。
「どこも悪くないですよ。」「様子を見ましょう。」と言われたけれど…
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