サウンド・ナチュラーレ 工房猫のつぶやき

工房猫の作業の日々。某有名弦楽器サロンで見習いの時の話を絡めて、オーディオ関係の作業や音楽について書いています。

大人からだってヴァイオリン

2009-06-30 03:07:38 | 弓のグリース
今日は踊れて喋れるバイオリニスト高橋卓也さんが主催する「今更聞けない、誰も教えてくれないレクチャーコンサート」というヴァイオリン講座に同行させてもらいました。

わたくしもヴァイオリンの毛替を見習いでやっていた頃、やはりヴァイオリンを鳴らせないと無理でしょう…と、少しだけ習ったのですが、予定外の妊娠出産子育てが2連チャンで全く時間に余裕が無くなり中断してました。

今回、高橋さんの講座を見て、もう一度やろう!なんかヴァイオリンはやはり素敵、楽しそう!と感じました。

雨にも関わらず、6名の方々が集まりました。

まだ1年未満の方から5年、または教えている方も。

そんなばらばらな状況にも関わらず、高橋さんの教えることは、共通な事。

なるほどな~。全く素人な私もうなりました(うなって当たり前ですね。)

高橋さんが伝えるには…
ヴァイオリンを弾くにあたって使う筋肉は普段とは全く違う。その筋肉を少し鍛えることにより、より楽に弾けて、そしてより楽しくなる。

確かにすでに大人になってからバイオリンを嗜みはじめた人にとってはかなりキツイ姿勢。

特に箸より重いものを持ったことが無いガールズにはきついですね~。


そういえば千住真理子か堀米ゆず子さんだったか、音大に通う電車の中で筋トレしたと黒柳徹子さんに話していました。

身体が出来れば、楽になる。


いろいろな基本的な指導の他に、参加者の方から出た質問。

カヴァレリア・ルスティカーナ弾くにはどうすれば?

質問をかみ砕く高橋さん…。

   『メロディーのきれいな曲ですよね。・・・

    きれいな曲は強くでは無く、優しく弾く。優しく弾くのは難しい。
    皆さんは通常耳から聞こえる音以外に目から受けている情報が
    すごいことを知っていますか?
    また骨伝導のように聞こえる以外に波動でを受けています。

     優しい曲を弾く時に電気を消して目からの情報を無くして
     みると音がわかります。』


美しいものを追求するにはいろいろな角度から見たり聴いたりするのだということですね。

とっても勉強になりました。ぜひ次回も参加したい。

時間が押していたので参加者にはサウンド・ナチュラーレのバイオリン・グリースをプレゼントしました。感想が楽しみです。(みなさん~忘れずに使ってみてくださいね。)

雨はますます激しくなりましたが参加者の皆さんはアフターランチならぬアフタヌーンティーを楽しみに行かれました。

私はベビーシッターに子供達を預けての参加だったので、時間がなくてお茶に参加出来ませんで残念でした。

個人レッスンもされているようですが、こういったレベルの違う人達が集まって
やる公開レッスンもいろんな意味で刺激がありますね。





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