工房猫です。
だいぶ暖かくなってきましたね。でも昨夜は寒くて、ちょっと油断して外出してひどいめにあいました。
夜はやっぱり寒いですね。
緩んでくるのを待つのが何とも春を待ち遠しい感じで好きです。
さて、先日、新潟の弦楽器工房さんから、アジャスターの注文をいただきました。
数年来のお付き合いです。
「きれいな音」を追及。
余計な音はいらない。
ご存じのとおり、弦楽器は木製です。裏板はスプルース(杉)、表板はメープル(かえで)。
そこにさまざまなパーツが関わってきます。
弓に至っては、馬の毛。
先日書いた、銀の輪っかなんてものも。
そして忘れてはならないのが、弦。
昔はガット(つまりはいきものの腸)ですが、バロックから近代になって、ガットが長持ちつまりは
強く、そして音色も大きく、コンサートホールでの演奏にもついていけるようにと
どんどん改良されていったんだと思います。
きらきらのゴールドのめっきのE線。
それだけでなく、AもDもGも金属でカバーされています。
細かい仕事です。
どんな弦がいいですか?ってよくお聞きになる方がいますが、
どんな音を出したいですか?ですよね。弦でかなり変わってくる。
すべての弦を試してみたいですが、弦もかなり高級でお高いです。
弦を変えたんだけど、どうもいまいちしっくりこないという方は、
せっかく高い投資をしたのだから、江川工房のヴァイオリン・グリースとか
を試してみるのもいいかもしれません。
弓のつけねのボックスに入っているねじにつけるだけ。
とっても簡単です。クリーム状態になっているので、ヨウジでちょこっと
みみかきひとさじもいりません。
期待していたとは違う音が、無くなって、マイルドになると思います。
そんなに高価ではありませんので、ぜひお試しあれ。
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