10月27日(日)、STUDIO1619(練馬区桜台)にて、日仏現代音楽協会主催、エディット・ルジェ女史によるブーレーズ「デリーヴⅠ」の分析講座を聞く(通訳:台信遼)。
ルジェ氏はこの作品がどう作られているか、あらゆる角度から完全に解き明かした。
ただ私の持論では、音のシステムを解読するのは古典における調や和声の分析に相当する客観的、機械的な作業であり、むしろアナリーゼにおいて最も本質的なのは、その作品のどこに単なる音のシステム的な構築を越えた非凡の証明が隠されているか、を探る事だろう。
そのレベルにまでは今回の講座は至らなかった。
(似顔絵:僕が描いたルジェ氏)
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