指揮の極意はオーケストラの気持ちを一つに結束させ、魂に響く演奏をすること。
その点、作曲家が自作のオーケストラ作品を指揮する場合、譜面に拘り過ぎたり、謙遜があったりしてなかなかそこまでいかない事が多い。
譚盾「インターネットシンフォニー《Eroica》」は山本純ノ介による見事な指揮で、明快でエキサイティングな5分を堪能した。
一方、嶋津武仁「風のごとくⅡ」ではご自身の指揮により、壮大な日の出のような15分間のパノラマに圧倒された。
オーケストラコンサート《指揮者は作曲家Ⅲ》アジア音楽祭2012/東京フィルハーモニー交響楽団:文京シビックホール 大ホール(10月30日)
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