マイトレーヤ
（未来のブッダ、主マイトレーヤ、弥勒菩薩）
笑いとは神聖なものです。
大いに笑い、遊び、歌いなさい。
そうすることで、自然界と協調することができるのです。
軽くハミングするだけで声帯が振動し、
自然界とのつながりが生まれます。
音楽は、全能の神からの贈り物です。
涅槃の本質も、歌と踊り、そして劇的要素なのです。
あなた方が人生と呼ぶ素晴らしいミュージカルを
心から楽しむがいいでしょう。
やみくもに悟りを得ようとするだけではいけません。
悟りは、笑いと歌によってもたらされるのです。
喜びがすべてを司る日がやってきます。
涅槃こそ、喜びと笑いに満ちた世界なのです。
笑いは、あなた方と神を結びつけるものです。
笑いを通じて吐き出される息は万能で、完璧です。
喜びの感情と笑いに満ちた心は、
涅槃の本質で満たされているのです。
いつまでも子供のようにいてください。
先祖から受け継いだものに対する心配は無用です。
それを壊すことができるものなど存在しないからです。
人生とは、永遠に楽しみを紡いでいくことなのです。
楽しむことを中心に考えれば、
人生の一瞬一瞬を新鮮な形でとらえ
心から享受することが出来ます。
人生は、長い長い宴会のようなものです。
どの瞬間も、いろいろな種類の素晴らしい料理が供されます。
バイキング料理を思い浮かべてみてください。
いろいろな料理を少しずつ皿にとって食べたいと思いませんか？
人生も同じです。
いろいろな料理を少しずつ口に運んでいく中で
知識が蓄えられるのです。
知識を蓄える過程を楽しんでください。
見たこともないような料理を試してみる勇気も持ちましょう。
笑いこそ、完全な万能薬です。
すべてのことがらを真正面からとらえてしまうのは
自分を追い詰めることに他なりません。
喜びの中にのみ存在しえる地球との絆を
自ら断ち切ろうとするようなものなのです。
今日、一切笑っていない人を十人見つけてください。
そして彼らを微笑ませるのです。
そうすることによってあなたは暗闇の中で
十本のろうそくに火を灯したことになるのです。
（台湾の宝覚寺にある弥勒大仏）
【祈りの言葉】
“笑うブッダ”の姿を想像したり、絵を見たりしましょう。
マイトレーヤは大きな笑みを浮かべながら
お腹を突き出し、両手を上に挙げています。
無上の喜びを笑いという形で発散させている姿です。
マイトレーヤのお腹をさすっているところを
イメージしましょう。あなたにも、
喜びの感情と笑いが伝わってくるはずです。
自然に笑いがこみ上げてくるかもしれません。
大きな声で笑ってしまっても構いません。
愛で満たされた心が安らいでいくのを感じてください。
心の声を使い、マイトレーヤに悩みを打ち明けましょう。
困った状況のこと、人間関係のこと、何でも構いません。
マイトレーヤは常にあなたを見守り、
助けてくれることを約束してくれるでしょう。
マイトレーヤと話をしているうちに
両肩に感じていた重みがなくなっていくはずです。
恐れることは何もないのです。
話が終わった後は、コメディー映画を見たり、
ユーモア小説を読んだり、友達とあれこれ話をしたりしましょう。
大切なのは、笑いを基にした行動によって、
すべてをマイトレーヤのてに委ねたのを確認することなのです。
本【願いを叶える７７の扉】
ドリーン・バーチューより
Ｐ107
マイトレーヤについては様々な考え方があります。
ただ、大多数の意見は、
（シラマティ＝安慧）という心優しい僧侶だった
という事で一致しているようです。
他者に対してできるだけ多くの幸福を送ろうとしたので、
マイトレーヤ（＝愛する者）という名前が付けられました。
しかし、布袋という名で呼ばれることもあります。
布袋は中国の唐朝の僧侶で、子供たちに
お菓子を与える事で有名な人物でした。
中国仏教においては、
布袋はマイトレーヤが転生した姿だったとされています。
また『リーグ・ヴェーダ』にも記されている
インドのリシ＝
（悟りを得て高次元の意識に達した聖人）
に転生したとする説、あるいは
ゴーダマ・ブッダに転生したという説もあります。
（省略）
ニューエイジの世界では
ロード・マイトレーヤという呼び方が一般的で、
イエスキリストや聖ジャーメイン
そして大天使ミカエルと並ぶ
偉大なる白の結社の一員です。
また、悟りと昇天を司る第六の光を自由に操るとされています。
（省略）
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今日も読んで頂きありがとうございました🌈✨
