本のご紹介です。
【精神力】
その「思い」があなたの人生をつくる
著：プレンティス・マルフォード
（本の紹介文）
1888年出版。
なんと122年前からあった！！
すべてのルーツはここにあった。
100年以上に渡って、数多くの人々の考え方に
影響を与えつづけてきた「心の教科書」
人生で起こることは全部、
あなたの「考え方のクセ」が決めている。
☆**～☆**～☆**～☆**～☆**～
第三章 思考の流れ
P57（以下抜粋）
●人は自分がイメージした通りの人間になる
自分の欠点を気にしすぎる人がいますが、
自分の欠点をあげつらえばあげつらうほど、
その流れが引き寄せられてきて、
欠点は増大します。
実際は自分の欠点に気づいているというだけで
十分なのです。
「私は弱虫で臆病で」とか
「自分は短気で軽率だ」などとしゅっちゅう
口にするのはやめましょう。
それよりも、力強さや勇気や落ち着きや慎重さなど
自分のいいところを考えて、
その思考の流れを引き寄せましょう。
自分の好ましいイメージを
いつも心の中に持っていれば
それが本当に自分の一部になってきます。
（省略）
他の人たちの不愉快な性格、聞き苦しいこと、
見苦しいこと、そういったことはできるだけ
早く心から追い出しましょう。
そうしないとそれらは居座って、
同じ思考の流れを引き寄せます。
そしてやがてこちらの精神の中に
住み着いてしまいます。
いつもこころにあるその不愉快な行動を、
うっかり自分もとるはめになるのです。
●良質なインプットが良質なアウトプットを生む
できるだけ健康的で自然で、強く美しい
思考の流れの中にいるように努力しましょう。
病気、苦しみ、醜さ、欠陥のことを
考えるのを避けるように努めてください。
たとえば風にそよぐ麦畑や、
海岸に打ち寄せる波のことを考えるほうが、
列車事故の生々しい詳細を想像するよりずっといいのです。
新聞が来る日も来る日も伝えてくる
恐ろしい出来事によって、
心身がどれほど悪影響を受けているか、
多くの人は気づいていません。
そういう記事を精読すれば、恐怖と苦痛の
イメージに満ちた思考が呼び起されます。
すると、そういう恐ろしい思考を好む
病的な心と結びつき、
自分もまた病気や死の方向に導かれていきます。
新聞やニュースが四六時中伝える
火事、爆発、殺人、強盗などの詳細を知っても、
いいことは何もありません。
読書をするにも、他人のアラしか見ない
辛辣（しんらつ）な本ばかりを読んでいたら
何に対してもいい点を見出せなくなります。
著者の不健康な思考の流れを引き寄せ、
その精神と一体になってしまうからです。
悪感情と皮肉を矢先に仕込んだ矢を射れば、
矢はそれを射た本人を毒します。
そういう思考の流れを引き寄せて
自分の中で膨らませている人は、
必ず不安、病気、不幸を引き込むことになるからです。
そういう人の著書を読んでその心に入り込めば、
読者にも同じ効果がもたらされます。
きちょうめんで慎重な性格で、
きちんとした正確な仕事をする人も、
いい加減で不注意な人間と親しく付き合っているうちに
自分の中にそういう傾向を
見出すようになることがあります。
いい加減な精神、忍耐力が欠如した精神を
自分の中に取り込んでしまうと、
以前のやり方を取り戻すのは簡単ではありません。
しかし問題の本質に気づけば、
半分は解決したようなものです。
自分が何となく不機嫌で怒りっぽいと感じた時
心の中でそういう不愉快な思考の流れが
活性化しているのだということを思い出してください。
どこかにいる別の人の暗い病的な心と、
思考の流れが行き来しているのです。
そういう時には、この不愉快な思考を
すぐに心から追い払わなくてはいけません。
●よくない思考の流れを好転させるには
人生はもっと楽しみに満ちたものであるべきです。
私たちは、もっと生き生きとして陽気で
楽しい思考の流れを引き寄せることができます。
真面目というのも、悪いわけではありませんが、
あまりに真面目一方というのは、
憂鬱よりちょっとマシな程度です。
多くの人が、真面目すぎる思考の流れの中に生きています。
（省略）
●恐怖の思考は徹底的に追い出す。
（省略）
都会や田舎の町で、恐ろしい死病の蔓延や
大災害が起こるとします。
実際に災害にあう心配がない場合も、
多くの繊細な人たちの心身には、悪影響が出ます。
恐ろしい思考の流れが、彼らの心の中に
もともとあった不安を刺激するからです。
あるいは、狂信者が何か恐ろしい
天変地異を予告したとします。
新聞がそれをセンセーショナルに取り上げて
興味本位の記事にします。
多くの人がそのことを考え、口に出します。
話題になればなるほど、有害な思考の流れが
生み出され抑制の利かない恐怖が
人々に襲いかかることになります。
その実体が何なのかまったくわからないまま、
抵抗もせず、恐怖の思考に心を開いてしまうのです。
取り込まれた恐怖に耐えきれず、ついに
精神と身体のつながりが切れてしまいます。
周囲の思考を感じやすい人であればあるほど、
影響を受けやすいものです。
しかし心を訓練することによって、
こういう思考を拒絶することができます。
「私は、健康を害するこういう考えと
精神状態を受け入れない」と断固宣言して
心にかんぬきをかけてしまいましょう。
力強い思考だけを通すようにするのです。
●思考には無限の力が備わっている。
思考の流れを感じ取る敏感さは、
強みでもあり弱点でもあります。
今日では、高尚で繊細な心の持ち主ほど
身体が弱いということがよくあります。
好ましくない人間と関わって、知らずに
邪悪な思考の流れに身をさらしてしまうからです。
彼らはまた、その思考が自分の心に
取り込まれるのを防ぐすべも知りません。
（省略）
医者でも友人でもいいですから、
元気で楽天的で希望に満ちた心を持った人に、
有害な思考の流れから引っ張り出してもらいましょう。
そしてその人たちが、自分を助けるために
天から遣わされたのだと信じるようにします。
そうするうちに心身が新しく生まれ変わったような
気持ちになって、力がわいてきます。
自分はこの無限の力に見守られているのだということが
感じられ、恐怖が消えていくのがわかるでしょう。
将来には幸せがあって、自分の人生は
そこを目指しているのだという
新しい思考の流れが生じます。
取り込む思考の流れには限界がなく、
それによって成し遂げられることにも
限界はありません。
極めて高い思考の流れを集め、奇跡のような
偉業を成し遂げる人もいずれは現れるかもしれません。
力強い思考の流れを引き寄せる「精神力」にこそ
魔法と呼ばれてきた「秘密」があるのです。
☆**～☆**～☆**～☆**～☆**～
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
にほんブログ村
感謝いたします☆
【精神力】
その「思い」があなたの人生をつくる
著：プレンティス・マルフォード
（本の紹介文）
1888年出版。
なんと122年前からあった！！
すべてのルーツはここにあった。
100年以上に渡って、数多くの人々の考え方に
影響を与えつづけてきた「心の教科書」
人生で起こることは全部、
あなたの「考え方のクセ」が決めている。
☆**～☆**～☆**～☆**～☆**～
第三章 思考の流れ
P57（以下抜粋）
●人は自分がイメージした通りの人間になる
自分の欠点を気にしすぎる人がいますが、
自分の欠点をあげつらえばあげつらうほど、
その流れが引き寄せられてきて、
欠点は増大します。
実際は自分の欠点に気づいているというだけで
十分なのです。
「私は弱虫で臆病で」とか
「自分は短気で軽率だ」などとしゅっちゅう
口にするのはやめましょう。
それよりも、力強さや勇気や落ち着きや慎重さなど
自分のいいところを考えて、
その思考の流れを引き寄せましょう。
自分の好ましいイメージを
いつも心の中に持っていれば
それが本当に自分の一部になってきます。
（省略）
他の人たちの不愉快な性格、聞き苦しいこと、
見苦しいこと、そういったことはできるだけ
早く心から追い出しましょう。
そうしないとそれらは居座って、
同じ思考の流れを引き寄せます。
そしてやがてこちらの精神の中に
住み着いてしまいます。
いつもこころにあるその不愉快な行動を、
うっかり自分もとるはめになるのです。
●良質なインプットが良質なアウトプットを生む
できるだけ健康的で自然で、強く美しい
思考の流れの中にいるように努力しましょう。
病気、苦しみ、醜さ、欠陥のことを
考えるのを避けるように努めてください。
たとえば風にそよぐ麦畑や、
海岸に打ち寄せる波のことを考えるほうが、
列車事故の生々しい詳細を想像するよりずっといいのです。
新聞が来る日も来る日も伝えてくる
恐ろしい出来事によって、
心身がどれほど悪影響を受けているか、
多くの人は気づいていません。
そういう記事を精読すれば、恐怖と苦痛の
イメージに満ちた思考が呼び起されます。
すると、そういう恐ろしい思考を好む
病的な心と結びつき、
自分もまた病気や死の方向に導かれていきます。
新聞やニュースが四六時中伝える
火事、爆発、殺人、強盗などの詳細を知っても、
いいことは何もありません。
読書をするにも、他人のアラしか見ない
辛辣（しんらつ）な本ばかりを読んでいたら
何に対してもいい点を見出せなくなります。
著者の不健康な思考の流れを引き寄せ、
その精神と一体になってしまうからです。
悪感情と皮肉を矢先に仕込んだ矢を射れば、
矢はそれを射た本人を毒します。
そういう思考の流れを引き寄せて
自分の中で膨らませている人は、
必ず不安、病気、不幸を引き込むことになるからです。
そういう人の著書を読んでその心に入り込めば、
読者にも同じ効果がもたらされます。
きちょうめんで慎重な性格で、
きちんとした正確な仕事をする人も、
いい加減で不注意な人間と親しく付き合っているうちに
自分の中にそういう傾向を
見出すようになることがあります。
いい加減な精神、忍耐力が欠如した精神を
自分の中に取り込んでしまうと、
以前のやり方を取り戻すのは簡単ではありません。
しかし問題の本質に気づけば、
半分は解決したようなものです。
自分が何となく不機嫌で怒りっぽいと感じた時
心の中でそういう不愉快な思考の流れが
活性化しているのだということを思い出してください。
どこかにいる別の人の暗い病的な心と、
思考の流れが行き来しているのです。
そういう時には、この不愉快な思考を
すぐに心から追い払わなくてはいけません。
●よくない思考の流れを好転させるには
人生はもっと楽しみに満ちたものであるべきです。
私たちは、もっと生き生きとして陽気で
楽しい思考の流れを引き寄せることができます。
真面目というのも、悪いわけではありませんが、
あまりに真面目一方というのは、
憂鬱よりちょっとマシな程度です。
多くの人が、真面目すぎる思考の流れの中に生きています。
（省略）
●恐怖の思考は徹底的に追い出す。
（省略）
都会や田舎の町で、恐ろしい死病の蔓延や
大災害が起こるとします。
実際に災害にあう心配がない場合も、
多くの繊細な人たちの心身には、悪影響が出ます。
恐ろしい思考の流れが、彼らの心の中に
もともとあった不安を刺激するからです。
あるいは、狂信者が何か恐ろしい
天変地異を予告したとします。
新聞がそれをセンセーショナルに取り上げて
興味本位の記事にします。
多くの人がそのことを考え、口に出します。
話題になればなるほど、有害な思考の流れが
生み出され抑制の利かない恐怖が
人々に襲いかかることになります。
その実体が何なのかまったくわからないまま、
抵抗もせず、恐怖の思考に心を開いてしまうのです。
取り込まれた恐怖に耐えきれず、ついに
精神と身体のつながりが切れてしまいます。
周囲の思考を感じやすい人であればあるほど、
影響を受けやすいものです。
しかし心を訓練することによって、
こういう思考を拒絶することができます。
「私は、健康を害するこういう考えと
精神状態を受け入れない」と断固宣言して
心にかんぬきをかけてしまいましょう。
力強い思考だけを通すようにするのです。
●思考には無限の力が備わっている。
思考の流れを感じ取る敏感さは、
強みでもあり弱点でもあります。
今日では、高尚で繊細な心の持ち主ほど
身体が弱いということがよくあります。
好ましくない人間と関わって、知らずに
邪悪な思考の流れに身をさらしてしまうからです。
彼らはまた、その思考が自分の心に
取り込まれるのを防ぐすべも知りません。
（省略）
医者でも友人でもいいですから、
元気で楽天的で希望に満ちた心を持った人に、
有害な思考の流れから引っ張り出してもらいましょう。
そしてその人たちが、自分を助けるために
天から遣わされたのだと信じるようにします。
そうするうちに心身が新しく生まれ変わったような
気持ちになって、力がわいてきます。
自分はこの無限の力に見守られているのだということが
感じられ、恐怖が消えていくのがわかるでしょう。
将来には幸せがあって、自分の人生は
そこを目指しているのだという
新しい思考の流れが生じます。
取り込む思考の流れには限界がなく、
それによって成し遂げられることにも
限界はありません。
極めて高い思考の流れを集め、奇跡のような
偉業を成し遂げる人もいずれは現れるかもしれません。
力強い思考の流れを引き寄せる「精神力」にこそ
魔法と呼ばれてきた「秘密」があるのです。
☆**～☆**～☆**～☆**～☆**～
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
感謝いたします☆
