はかせ社労士 ぼちぼちお仕事中!

社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

真っ白な土地を歩む(基金訓練/基本手当)

2011-01-09 | よもやまばなし働き方
 日本海側ですごす2度目の冬。
昨年の新潟は26年ぶりの豪雪だったそうですが、ボクにとってはお初。
新潟の冬といえば大雪、とすっかりアタマに刷りこまれてしまいました。

求職者支援 恒久化へ 
 職業訓練中に生活費10万円 年14万人就職見込む

(東京朝日(新潟)2010年12月18日6面)

 曇りか雪ばかりの毎日、
太平洋側のような冬晴れの空を全く見られないのはクツウですが、
真っ白い世界が意外と明るいのは、わずかながらココロの支えです。
雇用保険からこぼれ落ちてしまっているヒトが
一気に真っ暗ドン底へ突き落とされないよう、
お仕事の勉強の機会や当面の生活費を保障する、
基金訓練という仕組みを続けていこう、というのがこの記事。

 でも、保険料を払ってないのに雇用保険みたいなことができるなんて!
とご不満のヒトもいるかも。
(参考:金成垣「日本と韓国における失業・貧困対策-二重体制の歴史的・構造的特徴-」
『週刊社会保障』No.2611 58-63頁)


失業手当 引き上げへ 来年度、5年ぶり
(東京朝日(新潟)2010年12月23日7面)

雇用保険が使えるヒトにとっても、安い手当でお先真っ暗は避けたいところ。
ふたたびお仕事ができる喜びが失われないよう
一条の光となる基本手当(失業手当)が充実することはまさに救い。

 真っ白なウサギのごとく、本年が飛躍の年になることを!
コメント
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