五月一日

昼前まで、今日が5月1日だと気付いてなかった。
昨日、銀行を3件ほど回って、どこのATMもことごとく長蛇の列に並んで、月末やからなぁ、って思い知らされてたはずなのに、すっかり忘れてた。
1年の3分の1が過ぎたわけですな。

昼前に乗った地下鉄の中、ドア際に立っていると、一人のお坊さんが同じドアの向かいの隅に立って本を読みはじめた。
見るともなしに見ていると、読んでいるのは『ゴルゴ13』の文庫版。
いや、別にお坊さんが読んじゃいけないってことじゃないのですけど、僧侶姿と『ゴルゴ13』がなんとも不似合いに思えたもので…。

別にいつもと変わらない平日のはずなのに、こころなしかゆったり時間が流れているような気がする。
ゴールデンウイーク効果というか暗示というか、なんかそんなものがあるのかもしれない。