すばりずむな日々

日常の出来事を何でもピックアップ♪主にお菓子と映画かな?

☆難民映画祭/ソニータ☆

2016年10月29日 20時33分35秒 | 今日の映画/DVD

難民映画祭2016に参加しました
http://unhcr.refugeefilm.org/2016/
今回で11回目ってことにビックリ(笑)
でも、大阪での開催は初って言ってたかな?

2015年末時点で家を追われた人の数は、初めて6000万人を超え、6530万人になったんだって
113人に1人が移動を強いられた難民、国内避難民、庇護申請者ってことになるらしい…
難民出身国のトップ3のシリア、アフガニスタン、ソマリアの3ヵ国で占めてる
今回観た映画の主人公もアフガン難民の子

今回観た映画は、サンダンス映画祭ワールドシネマ部門でグランプリと観客賞を受賞したドキュメンタリー『ソニータ』
イランの難民施設で暮らすアフガニスタン人の少女ソニータは、
親が手にする結納金と引き換えに結婚させられそうになるが、ラップ歌手になるという夢を追う。
難民の少女たちが抱える悲しみや怒りを、ラップにのせてはきだし、次第に才能を開花させていくっていうサクセスストーリー

アフガニスタンの因習で、女性は政略結婚させられるんだって
兄の結婚資金を得るために、妹を結納金目当てで結婚させようとするなんて
9才の女の子を、家族の日々の生活費のために、結婚させたりするのがアフガニスタンではまかり通るんだってさ…
結婚相手が同年代だったらラッキー、父親ぐらい年が離れた人とか、妻子のある人とかがザラなんて…

ソニータは、ラップ歌手になるのが夢なんだけど、アフガニスタンではもちろん女性の地位は低いし、
避難したイランでも女性が不特定多数の目に触れるってのは法律で禁止されてるんだって
当然、みんなの前で歌を歌うのはNGだよね~
それに、女性に限らず音楽は政府の監視が入るんだって
許可証がないとレコーディングも出来ないし、演奏も出来ないってスゴい世界

無料だし、この機会に普段知らない世界に触れてみようと軽い気持ちで観に行ったけど、
すごく勉強になった

日本の難民受け入れってめっちゃ少ない
男性の外国人が怒り口調で、主催者にその事についてどう考えてるんだって詰め寄ってた。
資金援助はしてるって回答だったけど…
日本は資金援助ばっかりだって、もっと具体的な支援に踏み込むべきだって言ってた。確かにね


人気ブログランキングへ