すばりずむな日々

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高塩水中のアクリル酸の回収除去3

2005年03月03日 10時59分17秒 | 卒業研究
毎回思うけど、タイトルが長い・・・
まぁ、いっか

んっと、まず前回説明したガスクロマトグラフィーについて補足。
写真の下に2つのグラフがあるのがわかると思うんだけど、
ガスクロ測定で得られるもの。
最初ガスが出てないときは左側に針があるの。
で、ガスが出ると針が右側に移動する。
そのガスの量や、出る勢いによって特徴が出るんだけど・・・これをピークって言うの。
上手く説明できなくて、モヤモヤするなぁ~
で、ピークの面積値によって、アクリル酸の濃度を算出する。

そんなわけで、機械に試料水を打ち込むんだけど、今回の実験では打ち込み量が少ないの。1μlって言ってもピンと来ないと思うんだけど、
1000μl=1ml  1000ml=1l(リットル)って言えば少ないってことはわかるかな?
だから、どうしても誤差が大きくなる。
目でわからない程度でわずかに打ち込み量が変わっただけで、ピーク面積値が大きく変わる だから、内部標準というのを取り入れて、実験誤差を軽減してるの。

アクリル酸試料水に、常に一定濃度の別の溶液を加えておくの。
そうすると、打ち込み液の中の、アクリル酸:内部標準の比率は常に変わらないから、
打ち込み量が変わっても、アクリル酸量を相対的に求めることができる!!
これはやってみないとピンと来ないかもしれない・・・
後輩に説明してもきょとんとして、「はぁ~そうなんですか?」って言われるだけ(^o^;)

で、内部標準に何を用いるかを検討したの。その結果が、上の表で示されてる。
計7つの溶媒を適当にガスクロに打ち込んだんだけど、使えそうだったのは2つだけ。
アクリル酸のピークと内部標準のピークが綺麗に分かれてくれないと面積値が求められないから、それぞれのピークが綺麗に分かれなくちゃいけないの。
下のグラフを見て、ブタノールよりジオキサンの方がピークが綺麗だったから
ジオキサンを内部標準として採用!

長々と説明しちゃったけど、結局これが言いたかった 

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2 コメント

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あははは… (ゆうき☆)
2005-03-03 22:01:36
ごめんなさ~ぃ、むずかしくって

全然りかぃできてません(ToT)



でもクロマトグラムってゆうので、

アクリル酸の濃度がわかるんですね~☆

お絵かき派のゆうきにとっては、

濃度が目に見える絵になってるなんて

とっても不思議な感じがします。
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そうそう! (すばる)
2005-03-06 21:38:16
内部標準は絶対難しいから仕方ないです。

友達や後輩にもそこばっか質問されてタジタジ(*_*)

見てわかるのは楽しいですよね!
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