昭和の犬

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姫野カオルコさんの「昭和の犬」

昨年の直木賞受賞作

主人公と犬とのかかわり、家族とのかかわり、近所とのかかわり

滋賀で生まれ東京の大学へ進み、東京で就職したイク

「獲得したものを数えるのではなく、彼らの厚情により、被らなくてすんだ不幸を数えれば、それは獲得したものとちがい身に見えないが、いっぱいいっぱいあるのではないか。

近いと大きくて掴めないが、遠いとぎゅっと掴める。」（文中より）

こういう考え方もいいな～と思った次第です

ズシンと考えさせられる小説でした