横山秀夫さんの「ノースライト」
一級建築士が「あなたの住みたい家を建てて欲しい」という施主の要望で北側の採光を活かしたノースライトの家
だが、出来上がった家には誰も住んでいない
ただ一脚の「タウトの椅子」だけが置かれていた
お洒落で洗練された設計の家
ドイツのデザイナー「タウト」の椅子
憧れのアイテムに興味をそそられながらのミステリーはワクワクしました
お薦めの小説です
川越宗一さんの「熱源」
第162回 直木賞受賞作
2020年 本屋大賞5位
明治維新以降の歴史小説
実在の人物を登場させたフィクション
日露戦争、天然痘などの流行病に翻弄され
アイヌに生まれアイヌで育ちアイヌとして生きる
ロシア人でもなく日本人でもなく
人が生む矛盾と理不尽、弱肉強食、人種差別に立ち向かいながらアイヌ人としての誇りを持ち生きていく生き様
アイヌの事がもっと知りたくなりました
読み応えありの小説です
スポーツジムに通い出してからスイミングにハマってます
我流で泳いでいた小学生時代…泳いでいたというより沈まないようにバタバタしてた感じ(笑)
中学・高校時代は…なんと学校にプールがなかったので水泳授業はなかったんですよね〜
なので全くの初心者だったのですが努力の甲斐あって1000メートル〜2000メートルをクロールで泳げるように！
でももっと綺麗に優雅に楽に泳ぎたいと思いスイムワークショップなるものを受講して背泳・平泳ぎ・バタフライも習うようになったのですが、コロナの影響で中断しています
仕方なくYouTubeで学習して工夫しながら練習していますが…
ちょっとはマシになっているのかな？
自分の泳ぎを一度、見てみたいな〜
そして、たくさん泳ぐと夜にクシャミが出て止まりません
免疫力の低下かも！？
ノーズクリップ使ったり…(呼吸の仕方が慣れなくて断念しちゃったけど)
水泳まえに点鼻薬使ったり…
泳ぐ距離を500メートル位に減らしたりして様子みていま〜す
カッコよく泳げるようになりたいな
目指せ！ クロールで18ストローク、背泳で22ストローク、平泳ぎで15ストローク
長雨がやっとあがり東の空に〝虹〟が出ました
西の空は夕焼け空〜
Go to トラベル 開始の４連休でしたが用心してステイホームしていました
コロナの終息はままなりませんが…
止まない雨はない
明けない夜はない
もう少し我慢してやり過ごしましょう！
垣谷美雨さんの「定年オヤジ改造計画」
定年退職後、悠々自適に暮らすはずが…
妻は夫源病に
娘には呆れられ
それでも自分の考えや行動を改めなかった主人公が孫の保育所への送り迎えをするうちに徐々に気付いていく というストーリー
笑えるエピソードがたくさんあって、決して電車の中でとかは読んではいけません
だって自然と吹き出してしまうんです
定年間際のご亭主方だけでなく若い子育て世代のご亭主にも読んでほしい本ですね〜
我が家は1年半前に定年退職を迎え、今は嘱託さんでお仕事中ですので、まだ完全に在宅しているわけではないのですが…
いずれは来るであろうその日に向けて、この本を読んでほしいものです
手に取るように目立つところに置いておこう！
今日は二十四節季のうちの「大暑」だそうです
一年で一番暑い日
蒸し暑くて呼吸もしにくい感じ
暑さ対策をして、水分補給もしっかりして、熱中症に気をつけて過ごしたいです
垣谷美雨さんの「老後の資金がありません」
娘の結婚式の費用が500万、舅の葬儀費用・墓代で400万
貯めていた貯金が一気に300万に減ってしまった
おまけに夫婦揃ってリストラ
夫の退職金も貰えなくなった
贅沢好きな姑に月々9万円の仕送りをし続けなければならない
呑気な夫は家計の窮困に理解がない
という悲惨な状況から徐々に健全な家計管理が出来ていく様子を面白おかしく描いたストーリー
身の丈に合った生活が大事だな！ と改めて感じました
ほんと！ そろそろ終活始めなきゃ です
です
垣谷美雨さんの「姑の遺品整理は、迷惑です」
70代後半の一人暮らしの姑が脳梗塞であっという間に亡くなった
エレベーターのない団地の4階
3DKの間取りにぎっしりとため込んだ荷物
一人息子は仕事が忙しく、嫁が遺品整理をすることになるが…
業者に依頼することも考えるが、そこそこの金額になるし…
自分一人で片付けるには膨大な量で疲れ果てそうだし…
わかる〜と共感するストーリーでした
自分のことにも当てはめて残された者に迷惑かけないようにしなければ！と改めて思いました
生徒さんに教えていただいたマウスウォッシュ「プロポリンス」
口に含んでクチュクチュ
歯磨きした後でも口の中に残ったタンパク質と結合して黒いツブツブが出来るそうです
プロポリスエキスやキシリトール配合とのこと
口内衛生に気をつけなくっちゃね〜
う〜ん 私はGUMレンタルリンスの方が好きかな
垣谷美雨さんの「避難所」
3.11 東日本大震災の避難所での様子をストーリー化した作品
今から9年前
何もかも津波に流されてしまい途方に暮れる様子
避難所での苦しい様子
胸がつまります
ニュースや報道で見た映像がフラッシュバックします
震災だけで苦しいのに田舎特有のしがらみや昔ながらのしきたりに翻弄され、さぞかし苦しかっただろうと想像します
男尊女卑やしがらみ等に負けず強く生きていこうとする女性たちに勇気をもらえました
コロナで自粛や豪雨災害でも日常とは異なる生活様式になり悩んでいる方もいらっしゃるのではないだろうか？ とも思いました
前向きに生きていくヒントになるような小説でした
長雨が続いていますが、今日は夕焼けを見る事ができました
大雨の被害が出ている地域の方にお見舞い申し上げます
ここ京都ではコロナ感染者が少し増え、注意喚起基準から警戒基準へとレベルが引き上げられました
引き続き三密をさけソーシャルディスタンスに気をつけて、手洗いうがい、指先の消毒をしたいと思います
西加奈子さんの「うつくしい人」
日常から逃げ出すために瀬戸内の離島にあるゴージャスなリゾートホテルに一人旅に出かけて…
そこで出会う金髪のドイツ人や謎めいたバーテンダー
地下にある図書室で一枚の写真を探す作業
心の内にあるモヤモヤした気持ちややり切れない気持ちが削ぎ落とされていく感覚
いっぱいいっぱいになった時に読めば、同じ様に浄化される小説かもしれません
繊細な心の内に響くストーリーだと思いました
以前に「サラバ」を読んだ時に関西で過ごされた作家さんゆえ、読みやすい本だな！と感じていたので久しぶりにこの本を手に取ってみました
うつくしい人…憧れているんだけど少し苦手、でもとっても大事かな〜
一人旅…行ってみたいけど私には無理かな〜
垣谷美雨さんの「リセット」
垣谷さんの小説家デビュー2作目
IT企業でSEをされていて四十歳を過ぎた頃に小説を書き始められたそうです
作者のバックグラウンドも気になってきました(笑)
「リセット」は高校時代に同級生だった三人の女性が偶然再会し、偶然入った居酒屋でタイムスリップして人生をやり直すという内容
47歳の今、それぞれにこんな筈じゃなかった！ やり直してみたい！ と思い高校生にタイムスリップしてみるが…
やり直しの人生でも また違った問題が出てきて…
私の周りにも居そうな三人の設定がより共感できました
私自身としてはリセットしてタイムスリップしてみたら面白いかな？ と考えることもありますが、やっぱり面倒なのでこのままでいいかな〜
男尊女卑、男女雇用均等法…
昭和〜平成〜令和と考え方が随分変わってきたかな！とは思いますが古い考えの方もまだまだたくさんいらっしゃいますね
頭を柔軟に対応したいです
垣谷美雨さんの「嫁をやめる日」
出張に行っているはずの夫が地元のホテルで倒れ急死してしまった
浮気？
疑いながら…
長崎の旧家の長男に嫁いだ主人公
同居ではないものの…
義父母・引きこもりの義姉・親戚との関わり
嫁としてみられる責任
亡き夫の仏壇や墓の事
次第に息苦しくなり…
ベストな解決方法が見つかったようです
人生いろいろだな〜と考えさせられました
垣谷さんの小説は作者が同年代ということもありとても読みやすいです
垣谷美雨さんの「if イフ さよならが言えない理由」
末期ガンで入院中の患者さんを診る女医が不思議な聴診器を拾った事から…
余命宣告され、過去を振り返って
「if」もし〜だったら と考える
その「if」の世界を見る事ができたら…
やり直せたら…
後悔や懺悔や思い込みや諸々に翻弄されたまま亡くなるより、自分の人生はこれで良かった！納得して穏やかに亡くなる事が出来たら幸せだろうな〜と思える小説でした
日々、納得出来る生き方を目指したいです
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