原田ひ香さんの「まずはこれ食べて」
大学の友人たちと起業したベンチャー企業を舞台にしたストーリー
大学卒業後に始めた会社が軌道に乗り多忙になるにつれ、使用しているマンションの一室が汚れてきた
そこで家政婦を雇う
その家政婦がつくる夕食と夜食を通して社員たちが自分を見つめ直し変化していく
愛情がこもった手作りの美味しいご飯はコミュニケーションの素にもなるし、心を和ませるし、本心を打ち明ける機会にもなる
「まずはこれ食べて」 この言葉 素敵ですね〜
〝食〟は人を変える と思います
帯に記載されているように「がんばっている人ほど美味いものが必要だ」 と感じます
じわ〜と沁みる小説でした