朝比奈秋さんの「サンショウウオの四十九日」
第171回 芥川賞 受賞作
一人に見えるが実は同じ体を生きる姉妹である
父は兄の身体の中にもう一人の胎児が育っていて取り出せるようなった時に生まれた双子
伯父と父の関係
自分たち姉妹の関係
父達は二人に分かれたが自分達は分かれることが出来ない
ベトちゃんドクちゃんのような結合双生児だが何もかもが半分づつで分離することは出来ない
一人が死ぬと一人はどうなるのか
深い深い部分を考えるきっかけをもらえます
医師である作者の医師であるから表現できるストーリーだなと思いました