連休の終わりに

皆さん、連休はどのように過ごされたでしょうか。

そろそろ多くの住民が戻りつつあるこの週末、スガモンズではHさんのスペアリブ、IYさんのザンギ（から揚げ北海道版）とごちそうミールが続いています。

さて、私は連休中、石巻で「被災者、避難所からのリクエストに基づいて物資を届ける」という趣旨のプロジェクトのお手伝いをしてきました。偶然ながら、「かんかん森」の住人Fさんともご一緒させていただきました。

海沿いに住む漁師の方のお家にホームステイをして、ヘドロのかき出し、お風呂用のまき拾い（<wbr></wbr>がれきの中から拾うのです）、食事の炊き出 しなどをした日々が最も印象的でした。ご自宅は床上浸水のため取り壊しが決まっており、ガレージの二階を改造して住まいにしている夫妻でしたが、見ず知ら ずのボランティアがたくさん来てくれることで、途方に暮れていても仕方ないと家や経営していた工場の掃除をする気になった、とお礼を言われるのです。漁業 への想い、亡くしたおばあちゃんへの想い、などなど、訪問した我々のほうが共有させてもらったものが多かったようにおもいます。

同じ石巻市内でも、地域によってずいぶん生活水準に差が出てしまっていることも知りました。
街中の大規模な避難所では、物資も人手も十分にあるようでしたが、人里離れた集落では、いまだ電気や水道が復旧していません。海から離れた地域では、道路もお店も学校も”ふつう”の状態なのですが。

今週になって、管政権は、お盆までに仮設住宅を必要数完成させるとの声明を出しましたが、仮設の次は、その後の生活をどこでどう立て直していくかという課題があるわけで、ずいぶんと長い道のりになりそうです。次は自分に何ができるか、模索が続きます。。

参考）あくしゅプロジェクト
http://www.apcas.jpn.org/project/1102.html

YN