杉森神社の物語(令和編)東広島市河内町~癒しの風景

田舎で0から宮司をやってみたかったんです。好んで信じて楽しみながら奉仕をしています。

11月の日記6 お札頒布準備

2024-11-06 16:54:52 | 神職・宮司なるためのコーナー

11月6日

午前中、新嘗祭に併せて神宮大麻及び杉森神社神札頒布始奉告祭をしますが、そのお札を各地区用に仕分け作業を行いました。

午後、以前から気になっていた山陽本線から見られた神社に参拝してきました。

明日から立冬、秋最後の太陽の暖かさに感謝

真下に新幹線

遠方に在来線

 

帰りに広島空港そばにいきますと、離発着のタイミングでした。

遠方に尾道、因島大橋、そして金毘羅山のお山、今日は

石鎚山山頂も見られました。

 

 

 

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9月の日記13 神社は源泉徴収義務者

2024-09-13 16:22:39 | 神職・宮司なるためのコーナー

9月13日

午前中、曇天だったので草刈りで汗を流しました。神社がきれいになるって、気持ちいいですね

先日、ある神社さんが所得税漏れで、7年前にさかのぼって、重加算税が課せられたニュースがありました。重加算税が課せられると言うのは、税務上悪質であると判断されたと解されます。
昨年のニュースでは、国税当局が一昨年6月までの5年間に全国で調査した8289宗教法人のうち、約7割の5850宗教法人で源泉徴収漏れが確認され、追徴税額(加算税込み)は約45億7000万円だったそうです。
今回は、一社で2億5千万円の所得税漏れがあり、宗教法人として所得税(神主の給与手当)を源泉徴収する義務があったにもかかわらず、その義務を怠り重加算税を含め法人と宮司に計約1億3千万円の追徴課税が行われたそうです。(通常は、3年前までの所得にかかる延滞税と過少申告加算税が追徴されます。)

所得税の申告漏れ対応は、これで終わりません。この後、住民税の申告漏れと連動していきます。
地方分権によって国税の所得税より地方税の住民税の方が高額なのを皆さんご存知でしょうか?所得税より地方税である住民税の支払い額の方が多くなることを忘れてはなりません。その住民税に対して、今回のような場合は、延滞税が9%位かかります。

こんなに申告漏れがあるということは、これから国税当局は、全国の神社に対して本腰を入れてくるのではないかと思われますよ。

宗教法人は法人でありますので、神主さんの給与等は法人が源泉徴収して給与として支払う義務がありますが、この点がなされない神社がたくさんあります。その殆どは、例祭と正月だけの神社で、
収入のない小規模神社でありますので、課税当局側も理解を示してくれるとは思います。

しかし、個人祈願を行ったり授与品を頒布しているところは、初穂料を一旦神社という法人会計の収入科目に入れ、その後、給与等支出科目として支払わなければなりません。所得税は神社が預り金として処理し、決められた日までに納税することになります。

さぁ、上記に該当しそうな神社の皆様、神社規則通り、法人会計を立ち上げ、税務署に事業所届を出して、源泉徴収義務者として義務を果たしたほうが「節税」にもなりますよ。

いや、宗教活動収入が非課税になっている公益法人としての義務を果たしていきましょうね。だって、税制は画一的なものですから、全国の宗教法人への悪影響、風評となりかねませんからね。

思い出せば、オウム真理教問題で、宗教法人改正が行われる際に、当日の神社本庁総長(熱田神宮の宮司)が国会によばれ、熱弁をされて議員さんたちに神社の状況(多くの神社は真面目にやっている、その神社に大きな負担とならないよう)を説明されました。その結果、収支計算書を作成していない寡少額の小規模神社について収支計算書の免除規定が設けられました。

当時の総長の思い、神社本庁が全国の神社を守るという姿勢に対して、私たち神社は応えていく責務があると思いますよね。

 

 

 

 

 

 

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8月の日記15・16 お守り作り続く

2024-08-16 15:49:00 | 神職・宮司なるためのコーナー

8月15日

全国戦没者追悼式

毎年武道館で行われる式典、天皇皇后両陛下におかせられましては、毎年、行幸啓遊ばされまして、「全国戦没者之霊」のおそばにお向かになり黙祷をお捧げになります。

このとき、この標柱には何の儀式を行うことなくても、御霊が寄られ慰霊されることを皆さんも感じられるのではないでしょうか。

御霊とはそういう御存在であります。神職が外祭で神籬に神様をお招きして祝詞を奏上することに疑いがないのと同じであります。

先祖を思うときに、すっと先祖が寄られるのと同じであります。

先の大戦で多くの命が失われたことに思いをいたすとき、現在の平和の礎はこうした御霊のお蔭であることを忘れず、感謝とともに生きていることの有難さ、平和であることの有難さを感じていきましょう。

今日もお守り作り。そして来客者に篤志に感謝の一日でありました。

8月16日

今日もお守り作り。そして昨日とは少し空気が和らぎ、暑さが和らかくなったので、草刈りをして汗を流しました。

午前中、中堅神職研修受講生が島根から参拝。感謝感謝。

午後、兄夫婦と孫たちがひいひいじいちゃんばあちゃん御先祖様、そしてひいじいちゃんばあちゃんの墓参りと神社参拝

田舎の水浴びを体験してもらいました。

お知らせ

9月 1日 午前10時 月次祭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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8月の日記13.14 御守り作り

2024-08-14 14:38:47 | 神職・宮司なるためのコーナー

8月13日14日

お盆に入り参拝者も来られないと思いながら、毎年この時期に集中してお守り作りを行っています。
 


 
そうは言っても13年目になりますと、参拝者もちらほら来客もちらほらあります。
ミヤマカラスアゲハも来てくれました。
秋に向けて蝉も時雨のように鳴いています。

お知らせ

9月 1日 午前10時 月次祭

 

 

 

 

 
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8月の日記2 権正階検定講習会5

2024-08-02 15:09:55 | 神職・宮司なるためのコーナー

8月2日

関係法規最終講義のため、神社庁へ

近年の神社商売化が御祭神の尊厳を失わせていることを理解してもらえるよう、信仰面、税制面両方からお話をしてきました。

どうか宮司になったときには、思い出していただければ幸いです。

帰宅方法を下の道をまっすぐ帰ってみました。山越えするときに日本の原風景に出会うことができ、HOTする夏日となりました。

お知らせ

9月 1日 午前10時 月次祭

 

 

 

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