杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

9月の日記5 氏神さまと神宮大麻

2016-09-06 17:49:41 | 神社界のニュース

9月5日

のぶどう 薬用に使用されるそうです。

神社本庁よりリーフレットが届きました。

企画内容は、とってもいいです。久々の高評価!

きっと氏神さまのお札だけではなく、神宮大麻を受ける人が増えると思います。

最近は、商売っ気たっぷりで厳かさの感じられない神棚の印刷をしているものを掲載しているのが増えていて、どうも氏子さんに頒布しづらかったんですが、これだと!いいです。

今日は、ずっと過疎地神社対策案作成中!またまたアイデアが生まれました!

お知ら

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9月 1日 月次祭

9月15日 観月祭 お月見と灯籠と篠笛と太鼓

 今年のお月見にはを用意しました!

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 今日もご覧くださり 有り難うございます。

 

 

 


出雲国造 典子女王殿下と千家國麿さんの目出度きお話しのついでに

2014-05-28 11:53:35 | 神社界のニュース

典子女王殿下と千家國麿さんの目出度きお話しのついでに

 

「千家」家(現宮司で84代目)の祖先は、須佐之男命と天照大御神の宇気比(うけひ・潔白を現すこと)により、天照大御神の御子としてお生まれになった天穂日命(あめのほひのみこと)であります。(なんと、杉森神社の御祭神の1柱でもありますよ)。

日本書紀では、国譲りを終えた大己貴神(おおなむちのかみ・大国主神の別名)に対し、高皇産霊尊が「汝(いまし)が祭祀を主(つかさど)らむ者は天穂日命是なり」と仰っています。

それからずっと出雲大社(昔は、杵築大社といいました)の祭祀主であります。さらに律令またはそれ以前からとも言われますが、国造(くにのみやつこ・出雲では「こくそう」)として祭政を司られてきました。他国では国造制度はなくなりますが、出雲だけはこの国造が続いており、朝廷より重きを置かれてきました。

また、国造は単に祭祀を執り行う宮司としてではなく、神(天穂日命)の依ります「御杖代(みつえしろ)」として今でも宮司は日々潔斎をして「お火所」において聖火で調理された食事を神さまに供え、自らも食されています。

特に代替わりのときは、火継神事というものが行われます。江戸時代までは、神魂神社に行き「神火神水」を継承するため、神火神水で調理した神饌を神々に供え、ともに食事をし、神々の霊威をいただき、天穂日命の御霊を継承し、はじめて出雲国造となります。

天皇陛下が御即位のときに大嘗祭を行われるのと同じように国造になられるための重要な神事です。

そして国造になられると一年の潔斎のあと宮中において陛下の大御代を祝う「(出雲の国の造の)神賀詞(かむよごと)」を奏上されます。

「斎(いわ)ひの返事(かへりごと)の神賀(かむほぎ)の吉詞(よごと)」と言い、国造が、国の神々を祭り、その神々から天皇の災禍がないように守る旨の御返事の言葉があるのでここに申し上げますというような内容です。

このように皇室と古代より今日まで継続的に深い関係をもたれているのが出雲国造家であります。



第62回伊勢神宮式年遷宮 遷御の儀

2013-10-02 12:28:20 | 神社界のニュース

 

今日は、神宮式年遷宮(内宮の遷御)の日です。

動画配信もあるようですよ。↓

http://media.sengu.info/

戦前は、祝祭日となっていました。国民みんなでお祝いしていたんです。

杉森神社でも国旗を掲げ、お祝い申し上げます。

何故、お祝い?

最高のオモテナシのお祭り

 8年にわたるお祭りは、世界で神宮のみ

 祭りの語源でもある「奉る」、現代の最高技術者によって奉製された御装束神宝と天皇陛下からの幣帛を奉ります。

 私たちの命の根源でもある「米・稲」の期限が20年であることが『延喜式』に記載。期限内にお社を建て替えることは、天照大御神からの神勅である稲・命の継承を意味します。

 日本、皇室、神宮、国民の命(力)の継承です。それは永遠の繁栄を意味します。

なんと、有難いことでしょうか!日々国家国民の安寧を祈る伊勢の神宮で最高のお祭りの集大成が今夜行われます。

 

  

御参考!

日本語からみた連鎖的思考

 イノチ=命、生の霊、息吹・息するもの霊(チ)

 =霊・東風(風は自然の息吹)・乳・血・地・道

 カ ラ=殻、茎(から)・幹(から)=家族親族(うからやから)=血筋、素性

 チカラ=霊の茎=霊力のある稲(いね)=命の根=すべてのはたらきの根源=租=田租(たちから)=税=力

 タ ミ=田実、民(たみ)=田族(たから)=国民(おおみたから)=宝

 

命・稲・税・力・民・宝と連鎖して見えてくるもの

 稲作り

 「命の根」-米食が命をつなぐー瑞穂国といわれる日本―日本神話―天照大神が与えてくれたもの―神のなす業―神話と同じことをする-神習う(再現)―勤勉謙虚―民族の特性

 自然の循環(水)

 山―田畑―海―塩―魚介類―太陽―蒸発―山

 稲の祭り

 日々、年々繰り返す稲作りと祭りー神様の業の継承―10月神嘗祭―11月宮中新嘗祭―天皇即位時の大嘗祭―20年に一度の神宮式年遷宮―繰り返すこと―繰り返し御社殿を新しくすること-神様に命(繁栄)の連鎖を願う-継続=循環=永遠=永遠の循環(自然)の中でのお祭―感謝の祭―環境保全―食文化―農耕文化―日本人の生活文化

 神嘗祭、新嘗祭、各神社の秋祭りなど穀物豊作のお祭りは、感謝とともに神々にさらなるチカラを蓄えていただくお祭りである。

 ●神宮のお祭り(「衣食住」のお祭り)

 神宮は、天皇陛下の御親祭である。

 神宮の重要なお祭りは、天照大神自らが行われた(又は指示された)ものを継承した神嘗祭(衣・食)+遷宮祭(住)である。

 神嘗祭は、人々に大事な衣食を神話に綴られているままに神習い、神々を丁重に祭り、神々の恵み(守護)をいただきながら食物や衣服を作り、収穫・完成のときは、その恵みに感謝する、日本人の生活そのものの原風景である。

 こうした伝統を幾世代にもわたり守り続けることは、日本の成り立ちを今に伝えることであり、日本人の生き方の基礎ともいえる。

 ●式年遷宮(再生や甦りではなく「継続」である)

 式年遷宮は、立制以来、天皇の命を受けて国家・行政機関が責任を以って行われるべきものであるとともに、幾世代にもわたる国民的努力によって行われてきた。

 式年遷宮は、神嘗祭の20年毎の大神嘗祭といわれ、遷宮のお祭りにより、天照大神・天皇・国家・国民のチカラが絶え間なく継承されていくのである。          

 

 

 

 

 


デーリー東北 に掲載されました 杉森神社

2013-09-27 12:40:45 | 神社界のニュース

先日、9月8日に行われた広島まほろば学習会主催の素読教室に取材があり、東北の新聞に掲載されました。

 

二か所間違いがあります。

「森は草が生い茂り」は、総代さんや氏子さんが年1、2回草刈をしてくれています。今年も9月22日に草刈りをしてくださいました。感謝感謝!

「まき割りしてご飯を炊いていました」は、ご飯ではなくお風呂を沸かしていましたの誤記です。