4月29日
今日は昭和祭
西条から4名の親子が参列してくださいました。
昭和祭にあわせて昭和天皇のお話を以下の通りしました。(神職専用「月刊若木」参照)
あらたまの 年をむかへて いやますは 民をあはれむ こころなりけり(大正13年)
昭和天皇は大正天皇のご病気により、摂政をお勤めでありました。この前年9月、関東大震災が発生し、多くの犠牲者がでております。
山山の 色はあらたに みゆれども わがまつりごと いかにあるらむ(昭和3年)
新しい時代の治世をどうにかしようというお覚悟が窺われます。この年、即位の礼、大嘗祭が行われ、12月に皇居広場に多く方が集まりましたが、あいにくの豪雨となり、皆ずぶ濡れになっていました。そのとき昭和天皇はみずからマントを脱ぎ、「皆が着ておらぬから」とおっしゃったそうです。
ふる雪に こころきよめて 安らけき 世をこそいのれ 神のひろまへ(昭和6年)
あめつちの 神にぞいのる 朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を(昭和8年)
昭和5年、ロンドン軍縮会議が調印され、これに反対する軍強硬派から所謂「統帥権干犯」問題が提議されました。11月には浜口雄幸首相が東京駅で襲撃され、昭和6年には満州事変、昭和7年には上海事変が勃発、5・15事件では犬養毅首相が暗殺されます。非常に厳しい時代に入ったころです。
西ひがし むつみかはして 栄ゆかむ 世をこそ祈れ としのはじめに(昭和15年)
昭和12年にはじまった支那事変は泥沼化し、14年にはドイツ軍がボーランドを侵攻、第二次世界大戦勃発です。満蒙ではノモハン事件、そして、戦争回避を願っていたにも関わらず、昭和16年にはABCD包囲網でやむなく母国を守るために日本は真珠湾を攻撃し、アメリカ、イギリスに宣戦を布告することになり、大東亜戦争に突入します。
残念ながら、陸軍の読みは甘く、初戦こそ勝利をおさめたものの17年のミッドウェイ海戦を境に敗色が濃厚となっていきます。19年にはアメリカがサイパンを占領し、20年には東京大空襲をはじめ日本各都市はアメリカ軍の無差別攻撃によって多くの市民が犠牲となりました。
海の外の 陸に小島に のこる民の うへ安かれと ただいのるなり
爆撃に たふれゆく民の 上をおもひ いくさとめけり 身はいかならぬとも (終戦時の2首)
アメリカはすでに戦意喪失し終戦を協議している最中、広島、長崎への人類史上最も残虐な原子力爆弾攻撃をし、ソ連は日ソ中立条約を一方的には破棄し、対日宣戦布告をしてきました。
そして昭和天皇がポツダム宣言受諾の聖断を下され、有条件降伏(軍部の無条件降伏)によって戦争は終わりとなりました。
ふりつもる み雪にたへて いろかへぬ 松ぞををしき 人もかくあれ(昭和21年)
戦争は終結となりながらも日本は連合軍の占領下に置かれ、母国の伝統破壊工作を受け、苦難を強いられることになります。しかし、国民の生きる力は前向きとなり、27年4月28日サンフランシスコ平和条約が発効し、長い占領が終了し、日本の主権が回復されました。この後、日本は底力を復興に傾け、高度経済成長を成し遂げることとなります。
国の春と 今こそはなれ 霜こほる 冬にたへこし 民のちからに(平和条約発効の日を迎えて)
喜びも 悲しみも皆 国民とともに 過しきぬ この五十年を(在位50年)
わが国の たちなほり 来し年年に あけぼのすぎの 木はのびにけり(昭和62年)
昭和天皇は復興に邁進する国民への信頼をこのように詠まれ、「喜びも悲しみも皆国民とともに」の御心は歴代天皇の御心として今上陛下に引き継がれています。
先日江田島術科学校で行われた素読教室の模様がみられます。
今回の会場は昨年9月の素読教室開催で大好評を博した杉森神社。かわいらしいムササビ殿が住まう、清々しい鎮守の森に囲まれた素敵な神社です。
5月の子供の日、この杉森神社で素読教室が開催できることになりました。
5月の杉森神社は鎮守の森をたくさんの鯉のぼりが泳ぎます。「?」と思った方も
あるでしょうが、たくさんの鯉のぼりが木々の間に設置され、鎮守の森は遠くから見るとまるで色とりどりの鯉の群れのような壮観さなのです。...
新緑の清々しい季節、これ以上の素晴らしい会場はなかなかないでしょう。普段、都市にお住まいの方、田舎ののどかな神社で心を洗い、言葉の栄養でリフレッシュしませんか?
広島・福山の中間地ではありますが、ぜひご参加くださいませ。
広島空港からもすぐ近くですので、ご家族参加の場合は飛行機見学とセットにされるのも良いと思いますよ。
よい言葉で健やかな心を育て、日本の伝統文化を意識できるように授業を設計しています。
含蓄・栄養のある言葉で、言葉を豊かにし、感性を鋭くし、精神を律しましょう!
家族参加の方が多いですが、大人の単独参加の方も毎回10名くらいいらっしゃいます。大人の単独参加も大歓迎です。
正式なお申込みは以下のウェブから行っていただくようになりますので、参加表明をしてくださった方はお手数をおかけしますが、以下からの正式申込をよろしくお願いします。
http://kokucheese.com/event/index/151217/
日程:5月5日(月・祝)
時間帯:13時45分~15時45分
場所:杉森神社
東広島市中河内375
定員:70名
参加費:750円/人
ご家族参加の場合は上限設定として、3名様以上のご参加でも2,000円/ご家族です。教材を受け取らない年齢の子供(乳幼児など)は参加費不要です。
※ 初回参加無料の制度はすでに廃止しています。
今日もご覧下さりありがとうございます
4月28日
本日はクレド教室の講座の日。
12月からはじめた「神話編」
55の「実は・・」が終わりました。
古事記・日本書紀・本居宣長を読みながら、随分と勉強になりました。
その都度、神話の中身を概略しながら、例えば「実は、聖帝之世と称えられたのは・・・・・である」
天皇高山にのぼりまして、四方の国をみしたまひて、のりたまひらく「国中に烟たたず、国みなまずし、かれ今より三年といふまでは、ことごとに人民の課役をゆるせ」とのりたまひき。ここを以て大殿破れこぼれて、ことごとに雨漏れども、かつて修理ひたまはず・・・・こうして各家家から煙がたつようになり、百姓(おおみたから)が栄えたとして、仁徳天皇はひじりの世といわれるようになりました。
神話をどう読むか。言葉によってその意味を表す古き時代、その真偽などを問うのではなく、古代の人々が言葉をすなおに表現していたそのままを感ずることです。
そして神話は、「世間のあるかたち何事も、吉善(よごと)より凶悪(まがごと)を生(な)し、凶悪より吉善を生しつつ、互にうつりもてゆく理り」があることを伝えてくれているんです。
悪い状況でも安心してください。きっとそれは自分の糧になり、良きことへ進みます。
そして良いことばかりは続かないのです、また悪いこともあるでしょう。でもその覚悟が最初からできていれば、心に余裕ができますので、きっと乗り越えられます。
さあ、今日もまわりに感謝しながら、生きていきましょう。
先日江田島術科学校で行われた素読教室の模様がみられます。
今回の会場は昨年9月の素読教室開催で大好評を博した杉森神社。かわいらしいムササビ殿が住まう、清々しい鎮守の森に囲まれた素敵な神社です。
5月の子供の日、この杉森神社で素読教室が開催できることになりました。
5月の杉森神社は鎮守の森をたくさんの鯉のぼりが泳ぎます。「?」と思った方もあるでしょうが、たくさんの鯉のぼりが木々の間に設置され、鎮守の森は遠くから見るとまるで色とりどりの鯉の群れのような壮観さなのです。...
新緑の清々しい季節、これ以上の素晴らしい会場はなかなかないでしょう。普段、都市にお住まいの方、田舎ののどかな神社で心を洗い、言葉の栄養でリフレッシュしませんか?
広島・福山の中間地ではありますが、ぜひご参加くださいませ。
広島空港からもすぐ近くですので、ご家族参加の場合は飛行機見学とセットにされるのも良いと思いますよ。
よい言葉で健やかな心を育て、日本の伝統文化を意識できるように授業を設計しています。
含蓄・栄養のある言葉で、言葉を豊かにし、感性を鋭くし、精神を律しましょう!
家族参加の方が多いですが、大人の単独参加の方も毎回10名くらいいらっしゃいます。大人の単独参加も大歓迎です。
正式なお申込みは以下のウェブから行っていただくようになりますので、参加表明をしてくださった方はお手数をおかけしますが、以下からの正式申込をよろしくお願いします。
http://kokucheese.com/event/index/151217/
日程:5月5日(月・祝)
時間帯:13時45分~15時45分
場所:杉森神社
東広島市中河内375
定員:70名
参加費:750円/人
ご家族参加の場合は上限設定として、3名様以上のご参加でも2,000円/ご家族です。教材を受け取らない年齢の子供(乳幼児など)は参加費不要です。
※ 初回参加無料の制度はすでに廃止しています。
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4月27日
境内の十二単が咲きはじめました。
掃除、日供祭を行い、一路西条、御建神社へ
今日は朝から支部の監査、総会とほぼ一日、あぐら、正座でした。腰はハリハリとなりました。
先日江田島術科学校で行われた素読教室の模様がみられます。
今回の会場は昨年9月の素読教室開催で大好評を博した杉森神社。かわいらしいムササビ殿が住まう、清々しい鎮守の森に囲まれた素敵な神社です。
5月の子供の日、この杉森神社で素読教室が開催できることになりました。
5月の杉森神社は鎮守の森をたくさんの鯉のぼりが泳ぎます。「?」と思った方もあるでしょうが、たくさんの鯉のぼりが木々の間に設置され、鎮守の森は遠くから見るとまるで色とりどりの鯉の群れのような壮観さなのです。...
新緑の清々しい季節、これ以上の素晴らしい会場はなかなかないでしょう。普段、都市にお住まいの方、田舎ののどかな神社で心を洗い、言葉の栄養でリフレッシュしませんか?
広島・福山の中間地ではありますが、ぜひご参加くださいませ。
広島空港からもすぐ近くですので、ご家族参加の場合は飛行機見学とセットにされるのも良いと思いますよ。
よい言葉で健やかな心を育て、日本の伝統文化を意識できるように授業を設計しています。
含蓄・栄養のある言葉で、言葉を豊かにし、感性を鋭くし、精神を律しましょう!
家族参加の方が多いですが、大人の単独参加の方も毎回10名くらいいらっしゃいます。大人の単独参加も大歓迎です。
正式なお申込みは以下のウェブから行っていただくようになりますので、参加表明をしてくださった方はお手数をおかけしますが、以下からの正式申込をよろしくお願いします。
http://kokucheese.com/event/index/151217/
日程:5月5日(月・祝)
時間帯:13時45分~15時45分
場所:杉森神社
東広島市中河内375
定員:70名
参加費:750円/人
ご家族参加の場合は上限設定として、3名様以上のご参加でも2,000円/ご家族です。教材を受け取らない年齢の子供(乳幼児など)は参加費不要です。
※ 初回参加無料の制度はすでに廃止しています。
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4月26日
今日は子供たちが気軽に鯉幟の下にいけるよう、草刈です。
珍しい鳥、その名はクミトリ・・・にもきてもらいました。
カリンの花も満開となり、
イロハモミジも美しくなり、
これで5月5日の素読教室の準備も万全です。
カメラをもって鯉の写真をとられる方がいました。
夕方には、子供達が散策してくれました。
そして、珍しく5時頃、厄除祈願となりました。
先日江田島術科学校で行われた素読教室の模様がみられます。
今回の会場は昨年9月の素読教室開催で大好評を博した杉森神社。かわいらしいムササビ殿が住まう、清々しい鎮守の森に囲まれた素敵な神社です。
5月の子供の日、この杉森神社で素読教室が開催できることになりました。
5月の杉森神社は鎮守の森をたくさんの鯉のぼりが泳ぎます。「?」と思った方もあるでしょうが、たくさんの鯉のぼりが木々の間に設置され、鎮守の森は遠くから見るとまるで色とりどりの鯉の群れのような壮観さなのです。...
新緑の清々しい季節、これ以上の素晴らしい会場はなかなかないでしょう。普段、都市にお住まいの方、田舎ののどかな神社で心を洗い、言葉の栄養でリフレッシュしませんか?
広島・福山の中間地ではありますが、ぜひご参加くださいませ。
広島空港からもすぐ近くですので、ご家族参加の場合は飛行機見学とセットにされるのも良いと思いますよ。
よい言葉で健やかな心を育て、日本の伝統文化を意識できるように授業を設計しています。
含蓄・栄養のある言葉で、言葉を豊かにし、感性を鋭くし、精神を律しましょう!
家族参加の方が多いですが、大人の単独参加の方も毎回10名くらいいらっしゃいます。大人の単独参加も大歓迎です。
正式なお申込みは以下のウェブから行っていただくようになりますので、参加表明をしてくださった方はお手数をおかけしますが、以下からの正式申込をよろしくお願いします。
http://kokucheese.com/event/index/151217/
日程:5月5日(月・祝)
時間帯:13時45分~15時45分
場所:杉森神社
東広島市中河内375
定員:70名
参加費:750円/人
ご家族参加の場合は上限設定として、3名様以上のご参加でも2,000円/ご家族です。教材を受け取らない年齢の子供(乳幼児など)は参加費不要です。
※ 初回参加無料の制度はすでに廃止しています。
今日もご覧下さりありがとうございます