ここ最近、山や川に遊びに行ってからティオの行動に少し変化があります。
パパやママの動きに敏感になり、近くに来て側で腰を下ろすのは今までと同じですが、
何と言うかティオの安心できるゾーンと人との距離が縮まったように感じます。
これはパックウォーク効果であり、山歩き、川遊び効果だと思います。
昨日の川遊びでも、対岸に居るティオを呼び戻し、泳いでくるのを待ちました。
水は好きだし、泳ぐのも好きなティオですが、頑固な分、
満足しているところに対岸へ泳いで戻るというのは、
面倒くさい、ウザい事と思います。
ところがママがいてその後ろにはパパが居る…
呼ばれたら行かなきゃいけない。。。心の中で葛藤があったと思います
このような経験はティオの内面に響いたと思います。
泳いでくる時に頑張れって励ましてもらえて、岸に上がればめいっぱい誉めてもらえて。。。
単純に甘えんボーだった時と違って、傍に居る『安心感』に中身が変わってきているのだと思います。
こないだの山歩きでも崖から落ちるのはティオだという予測に反して、
至ってまともにしっかりフラつかずにパックウォークできたのも
ディスクや道具に頼らずに向き合ってきた結果だと思います。
人と犬との『絆』は必ずあります。
なついているとか、甘えてベッタリとかというレベルの事ではありません。
何も絶え間なくこういうシチュエーションを常に作る事はありません。
自由にさせてる状況下であって、いざ何かを選択する状況になった際、
犬自身に数ある選択肢からひとつを選択させて、それがベターもしくはベスト
な場合にしっかり後押しするように促し、励ます事が大事な事だと思います。
そういう状況を日常生活の中で作るのは実は非常に重要ではないかと思います。
犬とのトレーニングは、この様な状況の連続ではないかと最近特に感じます。
今夜もティオ公園Ⅱでオビディエンスの真っ最中…。
向こうに居た家族連れが珍しそうに自分の犬を連れながら歩み寄ってきました。
コマンドで自在にコントロールされるティオを間近で見たかったのか、
自分の犬と遊ばせたかったんだと思います
パパの背中に乗っていたティオは、
いきなりけたたましく吠えて、駆け寄っていきました。
明らかな警告行動です
トレーニングモードの際、自分の領域というものを持つのか
進入してくる犬に警告行動を示す傾向が見られます。
でも、これは問題行動。「お前の出る幕じゃない」と戒めます
目の当たりにした人は、「ティ~オ、NO」に驚きますけど。。。
そんな状況下にあっても、今では後まで引きずらないのでティオの成長を感じさせます
ティオの頭の中の選択肢が入った引き出しをたくさん作ってあげるのが人の役目
頑張ります