蘇大外語学院留学予備班の作文の宿題、三題中一つ選んでエッセイを書け。なかに、
If you could live in some age other than your own, which would it be and what would you do?
(今あなたが勝手に選べるなら、なりたい年令は何才?何をする?)という出題があった。
どうも、ぼく向けに先生がしこんだにおいがするので、一応これを書いてヨイショすることにした。
さて、どうゆうぐあいにまとめるか。とりあえず、勝手に年令を選べるなら18才。
18才の若者にこれからの競争社会を勝ち抜いていくために、今の時点で何をやっておくのがいいか、サジェッションするとどうなるか、という角度で考えてみた。 諸兄なら、18才の若者に何をやっとけとおっしゃるか?僕の場合、要旨以下の通り。(つぶやき;
英語にするのに骨がおれそう)
<I’m Eighteen>
今、勝手に年令を選べるなら、18才。4年かけて世渡りのスキルを仕込む。何をするか?大学で英語を勉強する。なぜか?
ものの本によると、地球人口70億人中3.8億人の母語が英語、2.5億人の第二母語が英語、12.3億人が英語を勉強している。33.6億人が英語とかかっわって生きている。世界のTV番組の75%、E-mailの80%、インターネットの85%、インターネットアドレスの100%に英語が使われている。40~50年後の地球人口の50%が英語を話す。地球の6000語の言語中21世紀末には90%が消滅する。このとき、英語の主導的地位はますます向上している。中国では約3億人が英語を勉強している。英国と米国の人口の総和に匹敵する。こういう予測をたてれば、やはり最優先課目は英語でしょう。将来これを使いこなせないと置いていかれる。情報をとる、発信する、商売する、契約する、スピーチする、英語を媒体としてのコミュニケーションが全体量の大部分を占める。また、英語は世渡りに欠かせないツール。これが使いこなせれば、多くの競争で優位に立てる。(かげの声;ここまでは英語の先生ヨイショがみえみえ。あとのくだりは付けたし、でもここからが本人のホンネ)
さて、次のツールは何か?コンピューター。インターネット社会でコンピューターがフルに使いこなせれば多くの競争で優位に立てる。
次は、金融知識。グローバルにヘッジファンドがかけめぐる世の中。人の世を動かしているのはかねであるとしっかり認識して、その仕組みに精通し、在学中も利殖や投資を手がけるなど経験と実利の二兎を追う。
以上3つを十分体得すれば、卒業後特定企業に労働者としてべったり身売りしなくても、進退の自由を確保しつつ、一応食うには困らない生活を営めるだろう。ただし、一度破産してしまうと、穴に落ちたヤギといっしょで、這い上がれない。浮き沈みは人の世の常だが、ゼロからでなく這い上がれるもとでになる資金だけは最悪確保しておくよう心がけたい。
かねの面では、一応のめどがついても、豊かな人生をおくるには、まだ欠かせないものがある。人は群れの中でくらす。群れの中でどのような位置取りをするかは、個人の性格にもよるが、少なくとも自己発信ができなくては、楽しくはない。いくら英語が話せても、話す中身が空っぽでは、自他ともに楽しめない。では中身のある話をするには、今何をすべきか。多くのことを好奇心をもってながめ、自分としての考えを整理してたくわえ、時にそれを話してみる練習を繰り返す。弁論を通じて合意をとりつけ、ひとをたばねていくテクニックは身に付けておきたい。時には、ひとと妥協しながら、時には討論しながら、アイディアをまとめていくのは楽しい作業である。食事や酒席は最も楽しい語らいの場である。
会話意外でもひととの付き合いは楽しい。そのためには、ちょっとしたスキルの習得が欠かせない。好みにもよるが、ダンス、ギター、手品などは手ごろ。なぜ手品?ニューヨークで財布ごとスラれたときどうする。とりあえず、地下鉄代くらいは要る。手品がうまければ、路上で稼げる。芸は身をたすける。スポーツでもゲームでも、相手と勝負するもの、あるいは単独でやるものは、群れにとけこむ主旨になじまない。
友人はつくる能力を身につけておけば、自然にできる。あえて、義理人情のからむ一生の友をつくらなくても、その時の状況に応じて楽しみを分かち合えればいい。苦しみは、自分で克服するもので、分担にはなじまない。
アルバイトも世の中体感の有効な手段。その観点で体験したい。実体験が認識の新しい境地を開いてくれる。しかし、学費稼ぎのためなら、別の頭を働かせたい。奨学金、借金、スポンサー情報などを手広く入手し、金融の知識を生かして資金確保したい。不足すれば、生活費を切り詰めてもかまわない。何しろ、今はスキル蓄積のステップなのだから。
18才の今は、将来何になるかではなく、世の中をどう渡っていってもつぶしがきくスキルをせっせと身につけたい。これが、18才の若者にとって一番大事だと思う。
(不安;こんなことをぐだぐだ書いて、青雲の志高いクラスの若者が納得してくれるかなあ?)
(逃げ口上)
ぼくが筆をとると、つい「いかに世のため人のためになるか」ではなく、「いかに自分の人生を楽しむか」に軸足が向いてしまう。与謝野晶子も「みだれ髪」で詠んでいる。
「やはらかき乙女の肌に触れもせで、悲しからずや道を説く君」。ぼくもせいぜい君子にあらず、小人であることをよしとしよう。
宿題の作文テーマに悪乗りして、思いつくままに書きつらねてしまったが、さて、貴兄ならどんなアドバイスを?ともかくも、おしまいまでお付きあいいただき、謝謝。
If you could live in some age other than your own, which would it be and what would you do?
(今あなたが勝手に選べるなら、なりたい年令は何才?何をする?)という出題があった。
どうも、ぼく向けに先生がしこんだにおいがするので、一応これを書いてヨイショすることにした。
さて、どうゆうぐあいにまとめるか。とりあえず、勝手に年令を選べるなら18才。
18才の若者にこれからの競争社会を勝ち抜いていくために、今の時点で何をやっておくのがいいか、サジェッションするとどうなるか、という角度で考えてみた。 諸兄なら、18才の若者に何をやっとけとおっしゃるか?僕の場合、要旨以下の通り。(つぶやき;
英語にするのに骨がおれそう)
<I’m Eighteen>
今、勝手に年令を選べるなら、18才。4年かけて世渡りのスキルを仕込む。何をするか?大学で英語を勉強する。なぜか?
ものの本によると、地球人口70億人中3.8億人の母語が英語、2.5億人の第二母語が英語、12.3億人が英語を勉強している。33.6億人が英語とかかっわって生きている。世界のTV番組の75%、E-mailの80%、インターネットの85%、インターネットアドレスの100%に英語が使われている。40~50年後の地球人口の50%が英語を話す。地球の6000語の言語中21世紀末には90%が消滅する。このとき、英語の主導的地位はますます向上している。中国では約3億人が英語を勉強している。英国と米国の人口の総和に匹敵する。こういう予測をたてれば、やはり最優先課目は英語でしょう。将来これを使いこなせないと置いていかれる。情報をとる、発信する、商売する、契約する、スピーチする、英語を媒体としてのコミュニケーションが全体量の大部分を占める。また、英語は世渡りに欠かせないツール。これが使いこなせれば、多くの競争で優位に立てる。(かげの声;ここまでは英語の先生ヨイショがみえみえ。あとのくだりは付けたし、でもここからが本人のホンネ)
さて、次のツールは何か?コンピューター。インターネット社会でコンピューターがフルに使いこなせれば多くの競争で優位に立てる。
次は、金融知識。グローバルにヘッジファンドがかけめぐる世の中。人の世を動かしているのはかねであるとしっかり認識して、その仕組みに精通し、在学中も利殖や投資を手がけるなど経験と実利の二兎を追う。
以上3つを十分体得すれば、卒業後特定企業に労働者としてべったり身売りしなくても、進退の自由を確保しつつ、一応食うには困らない生活を営めるだろう。ただし、一度破産してしまうと、穴に落ちたヤギといっしょで、這い上がれない。浮き沈みは人の世の常だが、ゼロからでなく這い上がれるもとでになる資金だけは最悪確保しておくよう心がけたい。
かねの面では、一応のめどがついても、豊かな人生をおくるには、まだ欠かせないものがある。人は群れの中でくらす。群れの中でどのような位置取りをするかは、個人の性格にもよるが、少なくとも自己発信ができなくては、楽しくはない。いくら英語が話せても、話す中身が空っぽでは、自他ともに楽しめない。では中身のある話をするには、今何をすべきか。多くのことを好奇心をもってながめ、自分としての考えを整理してたくわえ、時にそれを話してみる練習を繰り返す。弁論を通じて合意をとりつけ、ひとをたばねていくテクニックは身に付けておきたい。時には、ひとと妥協しながら、時には討論しながら、アイディアをまとめていくのは楽しい作業である。食事や酒席は最も楽しい語らいの場である。
会話意外でもひととの付き合いは楽しい。そのためには、ちょっとしたスキルの習得が欠かせない。好みにもよるが、ダンス、ギター、手品などは手ごろ。なぜ手品?ニューヨークで財布ごとスラれたときどうする。とりあえず、地下鉄代くらいは要る。手品がうまければ、路上で稼げる。芸は身をたすける。スポーツでもゲームでも、相手と勝負するもの、あるいは単独でやるものは、群れにとけこむ主旨になじまない。
友人はつくる能力を身につけておけば、自然にできる。あえて、義理人情のからむ一生の友をつくらなくても、その時の状況に応じて楽しみを分かち合えればいい。苦しみは、自分で克服するもので、分担にはなじまない。
アルバイトも世の中体感の有効な手段。その観点で体験したい。実体験が認識の新しい境地を開いてくれる。しかし、学費稼ぎのためなら、別の頭を働かせたい。奨学金、借金、スポンサー情報などを手広く入手し、金融の知識を生かして資金確保したい。不足すれば、生活費を切り詰めてもかまわない。何しろ、今はスキル蓄積のステップなのだから。
18才の今は、将来何になるかではなく、世の中をどう渡っていってもつぶしがきくスキルをせっせと身につけたい。これが、18才の若者にとって一番大事だと思う。
(不安;こんなことをぐだぐだ書いて、青雲の志高いクラスの若者が納得してくれるかなあ?)
(逃げ口上)
ぼくが筆をとると、つい「いかに世のため人のためになるか」ではなく、「いかに自分の人生を楽しむか」に軸足が向いてしまう。与謝野晶子も「みだれ髪」で詠んでいる。
「やはらかき乙女の肌に触れもせで、悲しからずや道を説く君」。ぼくもせいぜい君子にあらず、小人であることをよしとしよう。
宿題の作文テーマに悪乗りして、思いつくままに書きつらねてしまったが、さて、貴兄ならどんなアドバイスを?ともかくも、おしまいまでお付きあいいただき、謝謝。